慢性鼻炎・鼻中隔弯曲症の手術レポ(鼻のクリニック東京・サージセンター浜松)
はじめに
僕が受けた手術は以下の通り
ここがズレていては以下の文章を読む意味があまりない
- 内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨・軟骨手術)
- いわゆる鼻中隔湾曲症の手術で、軟骨を削るやつ
- 内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術)
- 詳しくは忘れたけど下鼻甲介(鼻の通気孔の中でも下のやつ)の通りをよくするやつ
- 経鼻腔的翼突管神経切断術
- 今回の話に出てくる病院が売りにしている後鼻神経切断術という神経を切って炎症抑えるやつ
また、以下の文は2021年2月のおける僕の手術の話であって、全員が全員同じ話ではないと思うし、間違っていることを書いているかもしれないということでそこは気をつけてください
鼻のクリニック東京とサージセンター浜松について
この記事を見ている時点で2つの病院のどちらかについては詳しいことだろうと推測するので基本的な話は割愛
鼻のクリニック東京は東京なのもあって割と有名(?)な病院
院内はキレイで未来的。コロナ禍になってからは迅速に無人会計システムが導入されていて組織としての優秀さも感じられた(システム導入って手間かかるし大変だと思う)
で、サージセンター浜松はその鼻のクリニックの前身となる病院となる
そのへんの沿革はこちらに記載されている
https://nose-clinic.jp/aboutus/history.html
後述するが、今回はこのサージセンター浜松側で受けた手術の話
そもそも僕は高校生の時にサージセンターで鼻の粘膜をレーザーで焼くことで一時的に花粉症の症状を抑える手術を受けており、今回の手術はちょっとだけ懐かしさのあるものだった
前提や環境
僕は東京で一人暮らしをしている
物心がついた頃から鼻が詰まっており、左鼻については基本的に常にほぼ閉塞している
頭痛か何かについて調べている時に鼻のクリニック東京の手術を知り、東京で当院を受診することにした
受診の後に東京で手術することもできたけど、手術に際する付添人の調達に難儀したために、実家のある浜松で手術+術後経過をみることに
でも手術に至るまでの診断は東京で実施している
上述の通り、鼻のクリニックとサージセンターは組織的な関連があり、大変ありがたいことにその辺の連携をうまいことやってくれるのであった
人生で初めて浜松という土地に感謝をしたかもしれない!
浜松での手術は1泊2日であり、ビジホみたいな個室に泊まることになる
個室については最後にまとめた
手術前後のフロー(自分の場合)
僕の場合は診察は鼻のクリニック東京で、手術は浜松サージセンターで。とその時点でそこそこイレギュラー
今回はそこから更にコロナ禍で延期となったり大変なことになっている
なので一般に参考になり得るのは手術の前後の話かな
東京で何回か診察したり血液検査した後に浜松にて以下の流れで手術を受けた
- 手術前検査+オリエンテーション(手術2週前)
- 手術直前検査(手術前日)
- 手術(1泊)
- 手術後処理(手術1週間後)
つまり浜松での最初の診断が手術前オリエンテーションになるんだけど、まあコロナ禍のなか東京から来ている人はその感染状況が懸念されるわけで「受診の2週間前から浜松にいるようにしてください!」と指示を受けた
手術前検査
手術前検査+オリエンテーション(手術2週前)、手術直前検査(手術前日)では特に面白い話はないので割愛する
強いて言えば手術前検査にて僕の鼻の炎症がひどかったようで担当医師の方が「こりゃ相当ひどい!」と声をあげていてちょっと嬉しそうだったことくらい
一方その時の僕は「今日の鼻の詰まり具合はいつもよりマシだな」と思っていた...
手術当日
個人病室で病衣に着替え手術室へ向かう
左右対称な廊下の上を見上げると三角の天窓、小さなステンドグラスに金の像が白い壁面に映える
思わぬところで協会のような建築に出くわして自分はこれからどこに向かうのかと不思議な気持ちになった
手術台へ乗ってあれよあれよと計測器と点滴をつけられるとすぐに意識が薄れる
「あれ?麻酔って点滴で入ってます?」という問いは肯定された
矢継ぎ早にマスク状のものを口につけられ、元気な麻酔専門医の方が「酸素ってわかりますか?原子番号が〜」と明朗に謎の問いかけをしてきた
混乱のままに「あ...理系だったけど算数でドロップアウトしたので...(?)」とよくわからない回答を返した記憶を最後に意識がない
多分あれは麻酔で意識が落ちているか確認するための質問だった!
全身麻酔は初めてだったけど、「疲れた状態でベッドに倒れすぐに入眠する気持ちよさ」のクオリティを高いレベルに引き上げたような印象
機会があれば是非またやりたい
手術直後と当日
気がつくと手術は終わりベッドに寝ていて、説明通り鼻にはスポンジやら綿やらがギッシリ詰められている
因みにこれらの詰め物は傷つけた鼻腔用の薬が塗ってあったり、それが出てこないよう固定する目的とのこと
目覚めた時点では気分爽快とはいかないが痛みはなく、鼻の不快感は(その時点では)大してなかった
目覚めて暫くしてからお昼ごはんのお粥
その後の食事でも言えることだが、鼻が完全に閉塞していても食事の味が感じられることに驚いた
手術前に他の人の体験談を見ているところによると無味に苦しんでいる様子だったが自分はそんなことなかった
その前だか後だかに手術で何をしたか・どうなったかの説明の時間
今回の手術で行ってくれたことを一生懸命教えてくれた
「ここは軟骨を削りました!」「ここが神経を焼き切ったとこです!」などなど
自分の鼻の内部の写真(手術前との比較付き!)で面白かったのでデータとして貰いたいくらいだったが、この時には軽口を叩く元気はなかった
因みに僕個人の話でいうと、鼻の最奥部の辺りであまりに炎症を起こしすぎて粘膜がポリープ(隆起性病変。イボみたいなの)化している箇所があったため、そこは切断(!)して病理検査に出すとのことだった
※ 結果から言ってしまうと悪性腫瘍とかではなかったみたいだけど、そんなものが疑われるレアケースになるほど酷い状況だったらしい
手術後からその夕くらいまではガーゼやスポンジ越しでも鼻腔に流れる冷たい空気に対して呑気に感動できるほどだった
しかし夕くらいからは手術で傷ついた鼻に対する身体の働きで発熱が始まり、そこからちょっと辛くなってくる
寒気もしてベッドの上から出る元気は当然ない
これ以降、一週間後の術後処理まで鼻はほぼ完全に閉塞する
起きている間はベッドに入りながらAmazonPrimeVideoを見ていた
本やノートPCを持ってきていたが能動的に何かをする体力はなかった
あと意外にも全身麻酔が切れてからも特に痛みは感じなかった
きっと担当医師の方の腕が良かったんだろう!
手術後から1週間
一泊の入院はすぐに終わり会計の後に退院
手術翌日から1, 2日程は(平熱36.5度に対して)37.1度くらいの微熱が出ていた
数字だけ見ると軽いものだが、体感的にはインフルエンザで38度後半が出ている時くらいのクラクラ度合いだった
発熱がある間の労働はかなり無理があると思う
在宅でのデスクワークすら普段どおりは無理かなという印象だったので極力避けたほうがいい
座っているのが辛いし、会話するのも更に辛い
でも2時間ベッドの上に座ってノートPCを触るくらいはできるかな
熱が引いてくる頃には、(閉塞した鼻の代わりに行っている)口呼吸のせいか口腔が荒れ始めた
飲み込む動作を行う時に擦れ合う粘膜が乾燥している(?)のか、間隔を空けてそうした行為をするとジワリと痛む
それに対して一番いいのは頻繁に水を飲むこと。マスクを付けると良いけど呼吸がしにくくて夜は辛い
加湿器を買っておくべきだった
龍角散ダイレクトとトローチのドーナツみたいなのを服用したらどっちかが効いたのか割とマシになった
また、口腔の荒れと同時期くらいから鼻水も出るようになり鼻の閉塞具合はより一層高まった
鼻に詰め込まれたスポンジやらガーゼだけならごく僅かに空気が通っていたようだが、鼻水もとい液体で蓋がされると完全に疎通が取れない
そのせいか鼻のあたりに常に圧(?)の高まりを感じるようになってこれが辛い
頭が鼻から圧迫されるような、鼻が重いような感覚に苦しまされる
更に飲み込む動作を行う時に口腔から空気の逃げ場がなくなりエレベータや飛行機を利用したときのように耳がツーンとなる
大したことはないように思えるけどこれが飲み込む動作の度に発生するから煩わしい
そんなこんなで手術翌日から4日目以降は睡眠時に息苦しさから眠れないようになり、これが一番堪えた
寝る際にも当然口呼吸しか出来ないのでそうするが、息苦しさから窒息しそうになり寝るどころではない
それまでは24時頃に寝ようとしてすぐ寝られていたがこの時期になると27, 8時頃になるまで寝付けなくなっていた
それくらいの時間を超えると身体が疲労の限界を迎えるのかいつの間にか寝られていた
手術後処理(手術1週間後)
陰鬱とした一週間を乗り越え、遂に鼻の詰め物を取る時が来た!
が結論から言うと、今回の手術前後において瞬間最大風速的にはこの日が一番消耗することになる
術後処理は以下の手順によって1時間程で行われた
- 1回目
- 鼻から詰め物を抜く(麻酔なし)
- 麻酔の染みたガーゼを詰め込む
- 2回目
- 麻酔の染みたガーゼを抜く
- 鼻から詰め物を抜く(麻酔無しの1回目で取り切れない奥の方のモノ)
- 血止めかなんかの目的でガーゼ?を入れる
- 3回目
- ガーゼ?を抜く
- 薬みたいなの塗布したり詰める(ここで詰めるものは圧迫感や不快感のあるものではない)
鼻から詰め物を取る苦しみは想像に難くないというか、想像したまま
鼻から巨大な異物がドロリと取り出されることで、ツーンとした軽い痛みと不快感を何度もÍ味わう
全部取れた?!と思ったら今度は麻酔の染みたガーゼを詰め込まれる
1回で抜いて終わりじゃないのかよ!という衝撃もなかなかだが、ここで詰め込まれるガーゼの量が相当で手品の道具になった気分だった
後で抜かれたガーゼを見ると(ある程度濡れて圧縮された状態で)成人男性の手の薬指くらいだった気がした
この時点でかなり消耗しているが2回目がある
麻酔が効いてきた頃に2回目の呼び出しがあり、さっきのガーゼを取ったあとで奥の方の詰め物を抜く
麻酔ありなら痛くないのでは?と思いきや、麻酔が効いた状態でも1回目の詰め物除去より辛いくらいだった
人間の当然ながら鼻の穴は2つあり、右側の処置で感じた苦しみは左側でも再び感じる羽目になる
明白であるこの事実は処置中の僕を大変怯えさせた
いっそ全身麻酔でやってほしかった(楽しいし)
3回目の処置は(もうここまで来ると)大して辛くはないが、ここまでで既に相当グロッキー状態な上に「術後経過よろしくないからまた詰め物するね〜」なんて言われたらどうしよう!という心配でフラフラ
結果的にここで処置は終わり、以降鼻から空気が吸えるようになった!
でも鼻をかんだりすすったりしないでね。とのことでそこはまだ様子見になる
結局この1回目と2回目で抜いた詰め物(ガーゼを除く)が、当初の全身麻酔中に鼻の中に詰め込まれていた物体の量になるんだけど、うろ覚えながらそれらの内訳はこんな感じ(片側のみでの数字を記載)
記念にこれらの写真を撮らせてとお願いしてみたけどダメとのことで残念
- 成人男性の手の子指まるまる1本くらいのスポンジ*1
- 7mm3cmくらいのスポンジ4くらい?(辛くて数えられなかった)
術後の感動と所感
詰め物を取る処置の後、詰め物による鼻の圧迫感がなくなったことより先に気づいたことがある
それは鼻呼吸を意識しなくても自然と鼻腔に空気が流れ込むこと
鼻腔に空気がしっかり流れることはこれまでの人生でなかったことであり、呼吸の度に鼻腔で感じる空気の冷たさに驚くことになる(慣れるけど)
感動は食事の時間にも訪れる
咀嚼した食べ物の匂いが(人生で初めて)口から鼻に抜けるようになり、風味という概念のプレゼンスが段違いになった
手術前、食べ物の風味というものは外気として鼻から吸気して認識するものだと思いこんでいたがそうではなかったらしい
バジルソーセージのバジルの風味に打ち震えた
今まで自分が食べてきたものを全て食べ直さないといけない
そして起床時も睡眠時も鼻呼吸ができるようになって心底喜ばしい
手術を経て、人生で初めて自分の鼻が正しく鼻として機能するようになったことを自覚した
この手術を受けるべきか否かというと間違いなく受けるべきだと思う
僕はITSの恩恵で手術費用約30万のところを自費2万円のみで受けられたが、自費で30万円でも確実に後悔はしていない
もっというなら小学生くらいの段階で受けるべきだったし、人生で無駄にしてきた時間はあまりに長すぎた
僕と同程度に鼻呼吸ができない人間がいるなら間違いなくこの手術を勧める
付録:サージセンター浜松での入院時や退院時に備え準備しておくとよいもの
入院時の個室の情報(病院から言われてない内容など)
- 特に困ることはなかった
- それこそビジホみたいにだいたい揃ってる
- 洗面タオルや着替え下着を持ってくるよう書いてあったが着替えることはなかった
- ★机の下に加湿器があるのでちゃんと使おう!
- 付けてほしかった!というのは贅沢?
- ご飯はわりと美味しい
- 肉じゃがが良かった
- ベッドは割と硬い
- ちょっとだけ疲れる
- 枕持参とかする人はいそう
- WiFiはないと言われていたが、LANポートはあった
- テレビ
- あるけど僕は見なかった
- DVDで映画とかもちょっとある
- 邦画, 洋画, その他, 子供向けで8本ずつくらいだったかな
- しかしながら手術後に長時間の映画を見る体力はあるとは思えない
退院時にあるといいもの
- 加湿器
- 枕元の飲み物
- 高級なやわらかティッシュ
- 鼻水をかんだりはできないけど、血を拭うときなど用
- 術後処置の後も暫くは高級なティッシュでいたわりたい
- 龍角散ダイレクト
- 寝ながら暇を潰せる仕組み
- モニタとかテレビとかタブレットとかそういうの
- 有給
綿球とかガーゼは退院時にくれたので要らなかった
【.NET】.NETなアプリケーションをVisualStudioからdocker-compose upしようとすると暗黙的にentrypointがoverrideされるせいでwait-for-itが無視される問題
いつかこの辺のつくりが便利になっていることを願って(執筆時2021/02/23)
概要
単純にコマンドでdocker-compose build
, docker-compose up
するなら問題ないんだけど、
VisualStudioのDocker連携によって追加したdocker-composeプロジェクト(素直に作った場合docker-compose.dcprojになるかな)をスタートアッププロジェクトに指定し、起動した場合はentrypointもといdocker-compose.ymlそのものが暗黙的に上書きされることになる
※ GUIをもってWebAPをDocker連携を行うようにしていくと、Dokcerfile, docker-compose.ymlだけでなくdocker-compose.override.ymlも自動生成されるんだけど、それとはまた別
その暗黙的な上書きを、更に明示的に上書きする場合の手順のまとめというかサンプルというかを書いた記事
上書きで困る具体的な例(表題のやつ):
WebAPの起動の前にDBの疎通を待つためにwait-for-it.shのcallをWebAPのentrypointとして指定する
(VisualStudioのGUIからdocker-composeを起動する場合、)そのentrypointが上書きされて無視されてしまう
※ wait-for-it自体はDocker的に推奨される方法 https://docs.docker.jp/compose/startup-order.html
ローカルでGUI操作の時だけの問題というかVisualStudioのローカルでバッグの問題なんだから無視でいいじゃん。とも(後から)思ったけど、そこを考えずに必死に調べて結論まで出してしまった...
方法
you could add the following code only in docker-compose.vs.debug.yml
If you omit the docker-compose.vs.release.yml or docker-compose.vs.debug.yml then Visual Studio generates one based on default settings.
この通りdocker-compose.vs.debug.yml
を上書きすればいい
さもないとdefault settingが利用される
※ そのdefault settingを記述しているファイル自体は自動生成されるが、ソリューションに包含されない(なので分かりにくい)
If you want to take a peek at all the drudgery, take a look at the file:
{root solution folder}\obj\Docker\docker-compose.vs.debug.g.yml
実装
wait-for-itを利用する例で説明
せっかくなのでgithubにあげた
VisualStudio For MacでやっているのでWindowsだとパス変えなきゃだめかも(いつか自分で確認する)
https://github.com/0mmadawn/VsDebugDockerContainerOverrideSample
まずはwait-for-itを準備する
https://github.com/0mmadawn/VsDebugDockerContainerOverrideSample/blob/main/web/Dockerfile#L8-L9
(本筋から逸れるけど、)CLIからdocker-compose up
する場合は以下の通り普通にdocker-compose.ymlにentrypointを書けばOK
本題のVisualStudioからGUI操作でdocker-composeプロジェクトを起動する場合のために、docker-compose.vs.debug.yml
ファイルを明示的に用意する
でこんな感じ
version: '3.4' services: web: # 省略 # entrypointはそのままでOK entrypoint: tail -f /dev/null labels: # これを #com.microsoft.visualstudio.debuggee.program: "dotnet" #com.microsoft.visualstudio.debuggee.arguments: " --additionalProbingPath /root/.nuget/packages \"/app/bin/Debug/net5.0/web.dll\"" # こうする com.microsoft.visualstudio.debuggee.program: "/wait-for-it.sh" com.microsoft.visualstudio.debuggee.arguments: "db:3306 -t 60 -- dotnet --additionalProbingPath /root/.nuget/packages \"/app/bin/Debug/net5.0/web.dll\"" # 省略
entrypointはそのままにlabelsのよくわからんところを変更するのがポイント
偉大なる参考: https://github.com/microsoft/DockerTools/issues/9#issuecomment-613042120
で、動かすとこんな感じに確認できる
Starting: "docker" exec -i fcda4d199535 /bin/sh -c "ID=.; if [ -e /etc/os-release ]; then . /etc/os-release; fi; if [ $ID = alpine ] && [ -e /remote_debugger/linux-musl-x64/vsdbg ]; then VSDBGPATH=/remote_debugger/linux-musl-x64; else VSDBGPATH=/remote_debugger; fi; $VSDBGPATH/vsdbg --interpreter=vscode --interpreter=vscode" ------------------------------------------------------------------- You may only use the Microsoft .NET Core Debugger (vsdbg) with Visual Studio Code, Visual Studio or Visual Studio for Mac software to help you develop and test your applications. ------------------------------------------------------------------- wait-for-it.sh: waiting 60 seconds for db:3306 ★呼ばれてる! wait-for-it.sh: db:3306 is available after 22 seconds ★ Loaded '/usr/share/dotnet/shared/Microsoft.NETCore.App/5.0.2/System.Private.CoreLib.dll'. Skipped loading symbols. Module is optimized and the debugger option 'Just My Code' is enabled. ...
補足
docker-compose.vs.debug.yml
ファイルで自分のローカルなファイル参照させてるし、
なんならこっちの方法のようにプログラム内で制御したほうがマシな気がしてきている
https://stackoverflow.com/a/53238408
DevelopersSummit2021 心打ち震えるDX事例を世に轟かせたい(星野リゾート、三越伊勢丹・アイムデジタルラボ)
はじめに(強い私情を添えて)
DXという国が掲げ高らかに叫ばれる言葉があるけれど、その実態はぼんやりしていて何のことだかわかりにくい
個人的にこのスライドがかなり腑に落ちて気に入っている
https://www.slideshare.net/TokorotenNakayama/dx-240495124
DXとは「現実と向き合う」こと
• 「向き合う」
• モダナイゼーション、既存業務のデジタル化、ITの内製化
• シリコンバレーのスタートアップのように働く
• デザイン思考、ユニットエコノミクス、リーンスタートアップ
• コミュニケーション、組織展開、評価制度、人材雇用、etc...
この中でも、(非デジタル企業における)ITの内製化、組織展開が肝だと個人的に感じている
→ 言い換えると、デジタル部門の内製化+アジリティのある組織構築(≒アジャイルな開発チーム)
僕は以前、元請けSIerで働いていたこともあって、そこから連なる多重下請け構造に強く違和感を抱いている
その多重下請け構造が減っていくことこそが国の産業のためになる!とも思っている
管理的側面から多少のレイヤが必要な場面もあるかもしれないけど...基本的には構造ごと無くなって欲しい
そんな日本社会の中において、イイ感じにDXに成功させている企業の名前こそが世に轟いてほしい!
轟いてほしいなぁ〜!ということを昨日デブサミに参加していて思ったので、そんな素晴らしい事例を紹介
旅館運営企業で実現した現場出身者の力を活かしたアジャイル開発
www.slideshare.net
組織
今回の事例を主導し色々な取り組みを統括するPOチーム自体が現場上がりでIT経験ゼロからスタート!
失敗は避けられないものだろうけど、その失敗を踏まえて生まれた取り組みが具体的ですごく良かった
- 投資判断プロセスの仕組み化
- 実施する案件の優先順位付け
- リレーション作りと情報収集・シェア
- 現場の情報収集・整理・シェア
- 現場に役立つ知識は社外のものも
- プロダクトオーナースキルマップと勉強
- プロジェクトで得た経験・学んだ理論を体系化
どれも多くの組織で再現性がある内容なはず
特に最後のスキルの体系化はなかなか難しそうなのに実現できているのは驚きで、どんな内容なのか気になる
こういった内容を時間をとって整理できる(ビジネス判断としてやらせてもらえる)組織はなかなか少ないのでは
ITの内製化
こちらの事例で特徴的なのは現場出身者(あるいは現場)がノーコード/ローコード開発を多用しているところ
エンジニアに頼らず現場の人間が手ずからシステムを開発し保守できるようになり、 なによりその取り組みが組織内に横展開されていくというのはまさに理想的
途中で出てくる「現場出身者の重視」「全スタッフIT人材化」という言葉の素晴らしさには涙が出そうにすらなる
会社への愛着が、困難な課題への挑戦を達成する
これだよ...!!!!!!!
その他
数年前の段階で社内で運用/開発の分断による問題に気づいて、自然とDXに繋げていることがまず驚き
(DXという言葉の浸透より早く物事の本質に迫っているわけで、気軽にDXとまとめてしまうこと自体が心苦しくある)
そういえば僕は私文卒であって、ふにゃふにゃな卒論では観光の話を書き、その中で星野リゾートについて調べたりもしていた
その執筆当時(2016年)とかそれ以前の段階でも「星野リゾートは現場スタッフの声を大事にしている。ボトムアップで業務改善をしてホスピタリティを向上させている」というような話はあった。卒論が残っていたら引用したかった
そうした素地があったからこそ、今回のような成功へ繋がったのかもしれない(我ながらいい文章の結びだ!)
三越伊勢丹が目指すNew Normalの購買スタイル
ITの内製化
先の星野リゾートの例では様々なツールをたくさん作っていたけど、こちらの事例ではドカンと一発リモートショッピング(リモート接客)システム構築の話
リモート接客というサービスそのものの難しさは、それはそれで興味深く面白いんだけど、今回は割愛
今回の話は現場大事にしてるけど言うほど内製関係ないじゃん!と我ながら思うところで、
でもその辺の取り組みは2020年のデブサミでのセッションで触れられているのでそちらを参照
そちらの内容こそ素晴らしいんだけど書いていくのは疲れるので端折る...
組織
何よりも組織運用の熟達に感心!
具体的な構成・運用についてはスライドを見てね
上述した去年のスライドの話もあり経験の蓄積は間違いないと思う
また以前のプロジェクトではアジャイルコーチを他社から招聘しているとのことで、そこが効いたりしているのかも
というところで、上層部を交えての意思決定ミーティング、導入チームとの調整・共有の仕組みが見事
大企業ならではの意思決定の重さを身軽な(アジリティのある)仕組みに取り込めている
しれっと流れたけど、この導入チームという存在そのものもポイントなのではと思っていて、役割としては現場と開発の中間層的な感じっぽい?
今回の事例は単純な「明日からこっちの勤怠管理システム使ってや〜」的なシステム導入ではなく双方向のコミュニケーションが重要なものだからこそ構造として重要になってきそう(債務の委譲)
何より良いと思ったのは「同じものをみて考える」という言葉とそこのスライド
これだけでもPO・開発・現場の連携がよく取れていることが分かる
こういった意識から「機能要求ではなく目的を共有」という取り組みに繋がってくるんだと思う
言うほどまとまってないまとめ
後から気づいたけど、今回の事例はどちらもホスピタリティに重きを置く業界の話だった
DXと謳われるような大きな変革には、直接お客様と接する現場の意識の強さが重要なのかも、とか思ったり
どちらの事例も他の企業がモデルとするのに相応しいもので、広く知れ渡っていけばいいな
【C#】【Dapper】DB接続の単体テストを考える(考えるだけ)
概要
DBコネクションつくってSELECT文だして結果を返して...みたいなところのテストを考える
テスト時にはInit時にfixtureみたいな感じで大量にデータつくって、Dispose時に全部消しておくみたいな...
PRD/STG環境のDBはAWSのAuroraとか、EC2上のMySQLとかそういうものを使っていると想定する(そのへんの作成経験が少なくふわふわ)
※ PRD: 本番, STG: ステージング
ついでに(ASP.NETの)ローカルでの開発時にはdockerコンテナでWebAP, MySQLのコンテナを立ててあれこれしているものとする
EntityFrameworkを使っている場合、DBはなんであれDB接続部分のテストはインメモリDBでうまいことできそう(?)な気がする
でも僕はEntityFrameworkを使ったことがないので...
でも、今回はPRD/STGのDBにMySQLを使うことを考える
そっちがMySQLならテスト用のDBもMySQLじゃないと苦しむことになると思う
ついでにテストはローカルでもやりたいし、AWSのCodePipeline(とか触ったことないけどCircleCI)でもやりたいしということも考慮に含める
で、考えたり調べたりした
STG DBの横にテスト用のDBを立てておいて、テスト時にはそこに接続
これが一番楽だと思うけどお金とかどうなのかな(若者の貧困)
ローカルのテストの時はローカルにdockerかなにかで立てたDBを使うでもよし
毎回PC起動時に立ち上げておくのちょっとだるいけど
テスト実施時にDockerでMySQLを立ち上げて、テスト時にはそこに接続
テストの都度コンテナを立ち上げるイメージ
読めばわかる
やっていることはかっこいいんだけど、テストの都度コンテナ立ち上げるのに時間がかかりそうなのと、
テストはローカルでもやりたいし、AWSのCodePipeline(とか触ったことないけどCircleCI)でもやりたいしということも考慮に含める
ここの後半の話が大変そう
結論
出てないので、なにかいいのがあったら教えてね
こういう時になるとRailsは便利で偉いなと思う
【.NET5】【xUnit】 MVCのControllerのテストのちょっとした例(ModelStateの状態・明示的な404のテスト)
(色々書いたけど、最後参考に載せているMS Docsに全部書いてある気がしてきた。が、目を背ける)
xUnitとMoqを使う
例えばこんな感じのControllerをテストしたい時がある
public class SampleController : Controller { private readonly ISampleService service; public SampleController(ISampleService service) => this.service = service; [HttpGet] public IActionResult Show(SampleParamModel param) { // paramへのモデルバインド時の検証でエラーがあったら404! if (!ModelState.IsValid) { return NotFound(); } SampleViewModel model = service.GetShowViewModel(param); if (model is null) { return NotFound(); } return View(model); } }
正常系
正常系、つまるところViewにSampleViewModelのインスタンスを渡せて、それをreturnする場合のテストはそんな悩まないと思う
けど一応書いてみる
[Fact] public void ShowTest_正常系() { // 必要に応じてもっと真面目にインスタンスをつくる var param = new SampleParamModel(); // MoqでServiceをDIして, Showアクションで呼んでいるメソッドを組み立てる var serviceMock = new Mock<IUserService>(); serviceMock .Setup(service => service.GetShowViewModel(param)) // ここも必要に応じて真面目に .Returns(new ShowViewModel()); // ここからテスト var controller = new SampleController(serviceMock.Object); var actionResult = controller.Show(param); // Assert var viewResult = Assert.IsType<ViewResult>(actionResult); var model = Assert.IsType<ShowViewModel>(viewResult.Model); // シンプルな例すぎて何をAssertすればいいのかわからない // あとなんか適当にmodelのフィールドあたりを... }
準正常系
こっちの内容を書きたかった!
// paramへのモデルバインド時の検証でエラーがあったら404! if (!ModelState.IsValid) { return NotFound(); }
コレに落ちるパターンを書くと、こうなる
[Fact] public void ShowTest_準正常系_パラメータエラー() { // 今回はServiceの処理を呼ぶ前に落とすからSetupはしない var serviceMock = new Mock<ISampleService>(); var controller = new SampleController(serviceMock.Object); // ここが肝 controller.ModelState.AddModelError(nameof(SampleParamModel.Name), "some error"); // ModelStateでエラーを入れ込むのでparamのインスタンスに特に意味はない var param = new SampleParamModel(); var actionResult = controller.Show(param); // Assert // return NotFound()したものはこんな感じに引っ掛ける Assert.IsType<NotFoundResult>(actionResult); }
ModelStateに直接エラーを仕込むのがポイント!
一応ちょっと悩んだところとして、例えばこんなことをしても意味無し
var controller = new SampleController(serviceMock.Object); var param = new SampleParamModel() { Name = ""}; // Nameに[Required]がついているとする var actionResult = controller.Show(param); // この時点でcontroller.ModelStateはValidになっている
ModelStateは飛んできたアクセスルーティングの指示通りControllerのActionに振ってモデルバインドさせたタイミングでチェックされているようで、上記のように単純にインスタンスを渡すだけではダメみたい
(真面目に内部実装を追いたいけど今回はやめた)
一応以下のようにControllerに渡す前のparamを明示的にValidatorにかけてみたけどコレも意味無し
(ModelStateはparamじゃなくてControllerのインスタンスにくっついてるんだからそりゃそうだ)
Validator.TryValidateObject(param, new ValidationContext(param), new List<ValidationResult>(), true);
参考:
https://docs.microsoft.com/ja-jp/aspnet/core/mvc/controllers/testing?view=aspnetcore-5.0
阿堵物とその運用について(いやいや資産運用)
はじめに
僕は金銭への執着が薄い 薄いというより、執着したくない。執着することは浅ましいことだと思っている
なんなら清貧に美徳を感じている
とはいえ、困らない程度にはお金がほしいのでここはガバガバなダブルスタンダードだし深く追わないことにする
僕の生まれは裕福で、いわゆる地方豪族みたいな家に生をうけている
なので正直お金に困ったことはあまりない
そんな家ではあったけれど父がお金に細かく極めてうるさい
「すぐ電気消せ!」とか「ポイントカードわすれた〜!!もったいないことした〜!!」とか事あるごとに騒いでいる
前者についての発言は人感センサーの電灯に対しても向けられており、この点で僕は父親のことをバカなんじゃないかと思っている
「いつか暗闇で転んで怪我したら電気つけるようになる」とは母の言だ
多分僕はその父の細かさ(みみっちさ、とはしないでおこう)が心底不快でお金や資産運用のことを考えるのが嫌いになったんだと思う(というのを今日思いついた)
ついでに金融商品とかそういうものを扱う人たちは消費者を騙そうとしている気がして、それも気に入らない
ところで僕の好きな言葉に「阿堵物」というものがある
晋の時代の王衍という人がお金のことが嫌いで名前も呼びたくなくて付けた別称のことだ
晋の王衍は、妻の郭氏の聚斂(税の取立て)の貪欲さを憎み、銭なるものを極端に嫌うようになった。
その必然の結果として、彼は「銭」と言う言葉を使うのも嫌悪して、それを言うに、「阿堵物」と言った。
以来 彼の口からは、未だ嘗て「銭」と言う言葉は出なくなった。
ある日のこと、妻の郭氏はその事をひとつ試してみようと、婢に命じて、夫の寝床の周辺に銭をばら撒かせておいた。
王衍は朝起きて、身の回りにばら撒かれた銭を目にした。
王衍は婢を呼び付けてから、散らかった銭を片付けさせようとして、婢に命じた、
「阿堵物を上げて去れ」と。(=阿堵物を拾い上げて持ち去れ。)
王衍の口からは、遂に「銭」なる言葉は出なかったのである。
中国通史で辿る名言・故事探訪 中国通史で辿る名言・故事探訪(阿堵物)
この故事を知った時には遥か遠く古代に生きた中国の友人のことを思わずにはいられなかった
本題のあらすじ
ここまでの話はまあどうでもよくて、例の細かい父親からiDeCoがどうのと説教された
iDeCoだの確定拠出年金(これはよくわからないままやってる)の必要性を理解してはいる
理解してはいるものの、僕に言わせると阿堵物ジャンルの話なので「いつかやろういつかやろう」で後回しにしていた
(確定拠出年金はデフォの100%元本確保で放置)
ここで父親に10年遅れの反抗期を見せた上で「いつかやろう」の「いつか」を延長してもよかったのだが、あまり父親にバカだと思われると遺産相続で泣きをみそうなので仕方なく勉強することにした
最近教えてもらったこれでな!
よくできたデザインの金融系のページはどうにも胡散臭くて苦手だ
その点、この個人がつくったgithubioのページはどうだ!素晴らしい!
これだけで信用に足る!
ということでこの人が言っている資産運用を信用することにする
時価総額加重平均を採用したインデックスファンド
この人の言うには
コスト(信託報酬)の安い
時価総額加重平均を採用したインデックスファンド (S&P500、全米、全世界など)
を選べばいいそうだ
ということで数年ぶりに確定拠出年金のサイトにログインして運用商品を確認した
が、どれが時価総額加重平均を採用したインデックスファンドなのかわからない
カッコ書き部分の文字列で検索をかけても一つの商品もヒットしない
仕方なくインターネットに阿堵物のことを尋ねることにした
※今回の記事は当初ここから先の内容をまとめたくて書き始めたものだけど、 変に筆が乗って「はじめに」をつけたしたキメラ記事
時価総額加重平均??
時価総額加重平均型株価指数(じかそうがくかじゅうへいきんがたかぶかしすう)は株価指数の算出方式の一つ。組入銘柄の時価総額合計を、基準となる一時点での時価総額合計で除算して求めるものである。世界の多くの株価指数がこの方式を元に、浮動株の時価総額で計算した浮動株基準株価指数を採用している。
時価総額加重平均型株価指数 - Wikipedia
最初の文のこのSVCの表現がありがたい
時価総額加重平均型株価指数は「株価指数」の算出方法の一つだそうだ
じゃあは「株価指数」は他になにがあるんですか?
株価指数は、その国の株価の推移や株価水準を示す指数です。株式市場のあるところには必ずといっていいほど、株価指数が存在する上、主要な株式や新興市場の株式などを対象とした株価指数もあることから、その種類は膨大です。しかしながら、それらの株価指数も、大きく分けると「株価平均型株価指数」と「時価総額加重型株価指数」の2つの種類に分けることができるため、大まかな特徴を確認することができます。
Vol.04 『その株価指数、どっちのタイプ?』 | ETF 知って役立つ JoJoマーケット | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント
株価平均型株価指数というものもあるらしい
その内容・時価総額なんとかとの違いはいつか調べるとして放置し、
その情報に上記ページの内容をちょっと加えると
後述するが、今回選ぶことになった運用商品のベンチマークであるところの「MSCIコクサイ・インデックス」というやつが時価総額加重平均型株価指数の子要素として名を連ねる
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html
インデックスファンド??
これは株価指数の話よりわかりやすかった
もう疲れてきたからさらっと書くと
- 投資信託(ファンド)
- パッシブ ≒ インデックスファンド(厳密に言うと≒じゃないのかもしれないが、無視)
- アクティブ
これは運用商品の表の中にも書いてあるからわかりやすかった
結論(選んだ運用商品)
違ってたら悲しいけどこれを選んだ(全ツッパ)
DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金> 商品分類:外国株式 インデックス(先進国) 運用方法:パッシブ
「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」についてはちょくちょく読んで勉強し直そうと思う
2020年アニメ振り返り
Anime Of The Year
良質なオリジナルアニメが多くて(わざわざこうしてまとめるくらいには)素晴らしい年だった
各アニメについて
以下あいうえお順で
アクダマドライブ
オリジナルアニメ
ダンガンロンパ好きな人は皆見るもので話題になるものだと思ってたけどそうでもなかった
話題にはなってない印象だったけど安定して面白かった
毎週楽しみにしてたけどイマイチ伸びを感じなかったのは我ながら不思議
何より画面がおしゃれでいいね
場面転換のビジュアルの使い方がかっこよくて、アニメってよりゲームとかUIデザインとかの方で輝いてくるのかもって思った
あと最終話のレールガン描写は(リアリティはさておき)すごいイケてる
OPのAメロBメロがすごく好き
天晴爛漫!
オリジナルアニメ
キービジュのウキウキ感!僕はP.A.WORKSではクロムクロが一番好きなんだけども、このアニメはクロムクロぶりに期待していた
中身はというとやりたいことが多すぎてまとまりに欠けたかなという印象
西部劇とレースとあと...いろいろ
どうしてもSteel Ball Run(漫画)と比べて見劣りを感じちゃう
2クールあったら絶対もっと良くなってたと思う
オリジナルアニメで途中まで良さそうだっただけに勿体ない!
アルテ
漫画原作
話自体は「オモシレー女...」っぷりを軸にストレスなく展開していく
最後はアニメオリジナルらしいけど、ストーリーの軸も一貫してブレず安心して見ることができる良アニメ
良アニメだけど漫画からアニメ化したことの良さがあったかというとわからない
でもアルテの声の小松未可子の演技はすごくハマってた
ルネサンス期のフィレンツェ、ヴェネツィアの文化風俗とその時代の女性の社会進出を描いてる話で、
前者については僕は特別詳しくないのでへ~って感じ、後者は21世紀の今でも社会問題になる話であって2020年にアニメ化することには意義があるように思った
後者のテーマについて僕から特別言うことはないけど、こういうアニメがもっと話題になってくれるといいね
完結したら原作も読みたい
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
なろう原作
テンポのいいなろう系萌えアニメ
プリズマイリヤ(見てないけど)のスタッフが結構入ってるとかで作りが安定してた
特に何も言うことがない
いわかける! - Sport Climbing Girls -
漫画原作
せかつよ的なものかと思って見ると案外面白い
案外面白いんだけどB級感が拭えない...
話の展開自体は好き。1クールで切りはよく終わってるし真っ当にスポ根してる
ジャンプ原作か?ってくらいちゃんと壁に当たって成長していくのはよかった
野々華先輩が身長不利で勝てず涙したり、隼ちゃんがスランプで部活を抜けたりとか
難点としてはやっぱりB級感かなぁ
主人公の声を当てている上坂すみれの縁起に迫るものがなかったのが残念
各キャラ付が異様にくどくてB級もといC級感がバチバチだったのが苦しい(原作の問題か)
炎炎ノ消防隊 弐ノ章
漫画原作。2期
1期から引き続き作画素晴らしいし映像の作り方もかっこいいし良質すぎるアニメ化
文句がなくてあんまり書くことがない
推しが武道館いってくれたら死ぬ
漫画原作
原作の力で順当に面白い
原作は結構淡々としていると思うんだけど、アニメで声がつくと一気に華やかになって大変良い
えりぴよさんの声優のファイルーズあいが2019年の『ダンベル何キロ持てる?』に続き今作で一気に名前を轟かせた印象
2期が見たい!
かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
漫画原作。2期
1期から引き続きの内容
みこちゃんが出てきて更に賑やかでいいね。書紀の過去編が好み
特に言うことがない
神様になった日
アニメオリジナル
障がいを取り扱ったアニメでそもそも賛否両論出るであろう内容だけど、それ以前に根本的に作りが甘く微妙なアニメだった
色々感想はあるけど今更僕が書いてもな、というところだけど...
前半冗長すぎる。麻雀とか伊座並さんの掘り下げとか必要性が感じられなかった
あと悲しいかな全体的にセンスが古いかも
ギャグにしてもシリアスにしても話の詰めの甘さにしても
前半の冗長さを差し置いて後半だけを評価しようとしても、ゲームをキーにするとか、映画が締めとかそういう甘さというか説得力のなさというかが見ていて辛かった
この甘さだと2クールあっても微妙だったかな...
障がいを取り扱った挑戦的な作品であることは良いと思う
やりたかったことはわかるしそれだけに残念
虚構推理
漫画原作
びっくりするくらい展開が遅くて主人公のかわいさだけが際立ったアニメ
2期での挽回に期待
OPはかっこいい!
グレイプニル
漫画原作
作者の性癖がすごいバトルラブコメ
かわいいし戦闘も話もいい
で、1クールかよとションボリ。逆によく1クールでこれやろうとしたと思う
早く2期をやってね(2クールで)
GREAT PRETENDER
オリジナルアニメ
映画ドラマ畑の人の初アニメ脚本作品
初なのにめちゃくちゃ安定して面白い!スゴい!
毎週次の話が気になって仕方ない。テンポも良い
2クールで話は大きく4つにわかれていて、それぞれでメインキャラの過去を掘り下げていく
最後の4つ目の話ではメインキャラ1人だけではなく主人公たる最初の1人にも大きく絡んでーと良い感じの構成
もうこの構成でしっかり成立させている巧さだけで良アニメ
肝心の最終話でちょっと置いていかれた(仕掛けが派手すぎ?)という感じがあってそこだけ残念 こう、推理モノで犯人が超能力者で殺人を行っていた!みたいなそういう置いてけぼり感というか
でも大筋面白いしいいか。画面もおしゃれ
アニメ畑以外の人がこうしてアニメ業界に絡んでいく流れを今後も続けてほしい!
ジビエート
歴史に残る伝説的なクソアニメ
これほどまでにズレたアニメはそうそうない。どこかでまとめたい
でも話の本筋のSF的なところだけは正直ちょっと好き
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
オリジナルアニメ。2期からは10年ぶりの3期
今のガイナックスは死に体で、元のスタッフはカラーとトリガーにいって何かオシャレなアニメつくってるし~
そういう意味でこのスト魔女こそが美少女x燃えxメカミリx旧作オマージュと古いガイナックスの正統後継みたいになっている
やっていることは王道中の王道をいく展開なのにこれほどまでに面白い!泣ける!コンテンツの力強さを感じる
1期はバカエロミリタリアニメって印象だったのにコンテンツが拡大し歴史も刻み、前述の通り旧ガイナックスみたいな重厚さが出てきて...
これ逆にズボン設定足引っ張ってない??
細かいところではバルクホルンの話が本当によかった。演技も最高。歴史的名作
そういえば予告で心配だった3Dも本編が始まってしまうと案外気にならなくて良かった
体操ザムライ
オリジナルアニメ
非常に丁寧な名作
最初から最後までやろうとしていることが一貫しているように思えた
最近(2020年冬頃)は脚本が雑なのかライブ感がなんだでそれがズレて尻すぼみになるアニメが多いように思う
そういった中で体操ザムライのやってきたことは本当に好印象だった
作中で城太郎、玲、レオ、それぞれが自分と向き合って成長していく姿が素晴らしい
OP, ED, BGM, どれもよく、特にメインテーマがいいところで流れると思わず握り拳に力が入ってしまう!
最初は玲ちゃんがあまりに良い子で話として都合が良すぎない?と思ったり、
城太郎が飄々としすぎていてその内心が見えなくてアニメに入れ込めない...とか思ったりしていたけど、
それらは両方話の中で氷解した(作り手のリードにまんまとハマったということになる!)
玲ちゃんがレオと遊びでやっていた忍者ごっこも後の伏線になっていたり、
話の流れで登場したマッサージ屋やクラスメートにも役割があったりと腐る展開が本当に少ない印象
序盤は少し展開が遅く感じるかもしれないが是非見てほしい作品!
■ここからネタバレ含む細かい感想
- キティちゃんが玲ちゃんの夢を気づかせるところがすごい良かった!
クラスメートやレオ、城太郎にハッキリ物申す!だけでキャラクターとしての山を消化しただけだと寂しいかなと思っていたけど、
こうして将来を感じさせてくれる描写は本当に嬉しい - 最終話玲ちゃんがクラスメートに見せた顔はきっと女優としての才能の発露だよね(最高)
- 玲ちゃんを探し慌てた城太郎がめちゃくちゃな内容で「心配したんだぞ!」と声を掛けるシーンは演技含めて完璧で、
あのシーンを見た時にこのアニメは大丈夫だ!と確信した - 最終話EDの入り、歌詞をすとんと落とし込むようなところまで含めて完璧!!
- 中盤ちょっと中弛みしたかも
- 後半に鉄男の掘り下げがもう少しあっても良かったかも? +1話あったらできたのでは?
城太郎に憧れたってところ含めて過去の努力の描写とか見たかった!
デカダンス
オリジナルアニメ
無理なく見れて続きも気になる程度には面白かった。周りの評価は高かったけど、いまいち自分には刺さらなかった。70/100点ってくらい
同クールにやっていた天晴より丁寧だったんだけど...
なんでだろう。テンポいいけどのめり込めなかったというか
とある科学の超電磁砲T
オリジナルというかなんというかよくわからない。3期
いつものレールガン
安定して見れる水準のアニメ
今回は予知/念写能力者の話の16, 17話が際立って良かった
ドロヘドロ
漫画原作
アニメ見た後に原作全部読んだ!
スタッフの原作愛が伝わる良いアニメ化
原作の不気味な雰囲気を損なわずやり遂げているのはすごい!
アニメ化に意義を感じる作品で、僕はそういうのが好き
もう1回見直そうかな
波よ聞いてくれ
漫画原作
ラジオの話の漫画をアニメでやる意味ある?と思いきや、
主人公の小気味良い喋りは意外にしっくりくるし喋りがアニメのテンポを形作るのが面白い
斬新といえば斬新だけど強いて言えば銀魂が近い?
1クールでまとめにくくない?と思っていたけど意外と無難にまとまった感じもあり良かった
八男って、それはないでしょう!
なろう原作
話については典型的ななろう系で特に言うことはない
特に言うことはないと言いつつ主人公のぬるい感じはそこそこ好きでお昼ごはんを食べながら見るのに最適だった
問題はOPで、デーモン閣下 × 宝野アリカ(アリプロ)と謎の抜擢
CMの度に変に笑える
どうも作曲作詞に苦労したらしい
このアニメでそこまでお手をわずらわせるなんて...とそこもちょっと面白い
https://natalie.mu/comic/news/369149
BNA ビー・エヌ・エー
オリジナルアニメ
僕はトリガーのアニメを面白いと思ってもどうもファン層が気に入らず鼻について素直に好きとは言えないことが多いんだけど、
今作とリトルウィッチアカデミアに関しては好きだと自信をもって言える
両作品は監督が吉成曜でそこが他とちょっと違うのかも
このアニメは獣人と人間・富裕と貧困の対比とか差別を取り扱っていて政治っぽいとこも気に入った
主人公が所謂女子高生でその若い感性をもって世の中に訴えかけるようなつくりは比較的説教臭くなりにくいのがいいかも?喋らせている製作側は大人だけども
コンセプトアートがカナダ人の方ということもあってかなりオシャレ
プロメアに近いものがあるけどこっちのがどちらかというと地に足ついた感じで好きかな
上述の主人公は諸星すみれが声をあてているんだけど、本作は氏の代表作と言得るんじゃないか?!ってくらい演技が良かった
アイカツのいちごちゃんから始まり、東京喰種のヒナミちゃん、約ネバのエマ、シュガーラッシュのヴァネロペと着々とキャリアを積んでいて保護者みたいな気持ちになる
こりゃあもうベテランだなぁと感じる一方で、『いわかける』の方の上坂すみれの演技にちょっとしょんぼり(すみれ繋がり)
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima
オリジナルアニメ?
女性向けコンテンツのアニメ化で一体どんな内容になるんだと思っていたけど蓋を開けてみれば良質なトンチキホビーアニメ
突っ込みどころのありすぎるアニメで、遊戯王が好きな人は勿論のことサンリオアニメが好きな人にも刺さるかも
全体的にトンチキなんだけどラップ時の派手な演出・画面展開は結構意欲的で頑張ってるな!という印象
ラップありきで画を作るってのも大変そうだしトンチキな裏で並々ならぬ苦労があったことだろう!と思うと良くも悪くも話題作になって良かった
ラップのかっこよさがちょっとわかったので見てよかったと思う
OPも良く、僕は山田兄弟と入間くんのラップが特に好み
プリンセスコネクト!Re:Dive
ソシャゲ原作
https://omdwn.hatenablog.com/entry/2020/07/14/235635
フルーツバスケット
漫画原作。2期
1期と特に変わらず安定。安定しているけど特別面白いわけでもない
テンポがいいわけではないのでだいたいまとめて見ることになる
Pet
漫画原作
刻刻の会社が作っていて空気感は似たような感じ
似たような感じだけどそこまで面白くはならなかったなぁ
独特な世界観とか緊張感は魅力的だった
魔女の旅々
ラノベ原作
そこそこレアな1話完結型アニメ
そこまでやるかというレベルの曇らせ展開がたまらない
曇らせに徹底したかと思いきやコメディ回も絶妙でいろんな味が楽しめるアニメだった
曇らせで挫折し視聴を断念した人たちが残念でならない。気を強くもって全部見てほしい
かわいい特化アニメかと思いきやたまに作画や演出に気合が入っていたりと面白い
僕が好きなのは1話の画面手前に向かってよろめきながら走ってくるカット、ドラゴン退治の回の魔法戦あたり
最終回が2回あるような謎な構成だったけど、締め方も丁寧で好印象
2期もやってくれそうで今後に期待
無能なナナ
漫画原作
徹底的に曇らせたところで1期終了。まあまあな締め方
派手なバトルをするわけでもなく理詰めで展開していくような内容でわざわざアニメ化する必要ある?と思わんでもないけど、
シリアスなシーンの緊張感をジリジリ感じられた点では有意義だった
おばかなピンク髪キャラばかりを演じている印象のある大久保瑠美による主人公の悪~い演技も個人的には斬新で面白かった
OPが割と好き
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
オリジナルアニメ
既存のラブライブの枠組みを打破しようとしている姿勢はすごくよかった
同好会という枠組み、侑ちゃんの立ち位置、難関かと思われた生徒会長がするっと入ったり、ソロ活動前提だとか
如何せん自分がアイドルアニメをそこまで好きじゃなくて毎回のライブシーンを蛇足に思ってしまったり、
ラブライブ世界は基本的に優しく徹底的なシリアスになりにくいところは合わなかった
毒にも薬にもならない女児アニメを見る時の気持ちに近いかも
結局やっていることは基本的に1話完結で各メンバー回を設けて掘り下げて~って感じなので、もっと密度を高めるために人数を減らしてよ!と強く思う
ガンダムにおけるターンエー...とまではなれなかったかな
個人的にはかすみんの「旧体制でイヤだった過剰なストイックさを新人に強いてしまっているかも?!」と葛藤するあたりがお気に入りで、
あの辺をもっとシリアスに話全体の根幹にしても2クールでやってくれたら骨太で好きだったかも
旧体制→解散→再結成→葛藤→ライブで終、みたいな... 月並みかなぁ
でもなんだかんだでこれまでのシリーズの中では一番好きだった
ランウェイで笑って
漫画原作
単純に話がよくて大変好きだった
原作は読んでいないけど、アニメでやる意義はあったのかどうかわからない
それこそランウェイを歩くシーンはアニメ映えしてたからそこらへんになってくるのかも
LISTENERS リスナーズ
オリジナルアニメ
ネット的にはよくもわるくも話題なカゲロウプロジェクトの人が原案だったり音楽をやっている
音楽がテーマでそこに気合が入っているだけあって贅沢に毎話EDが映像込で変わるのがすごい!OPも好き
作中には音楽が元ネタなあれこれが散りばめられていて僕的には大変楽しめた(特にプログレの回)
作中に漂うブルージーな雰囲気にも本作独特なものを感じた
と、刺さる人には刺さる内容をしていたんだけどアニメそのものはちょっと押しに欠けたような印象
正直あんまり話題にならなかった割に僕はかなり好き
今どきな感じの萌えに媚びないキャラデザインもいい
ヒロインの性格もこれまた今どきの「男に都合のいい感じ」ではなかったのがいい
全体でストーリー進行していくんだけど大半が1話完結できれいにまとまっていた
ガンソみたいなつくりね
Re:ゼロから始める異世界生活
なろう原作。2期。分割2クールの1クール目
安定して面白い
分割2クールじゃなくて通しのほうがよかったかなぁ