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ありがとうアニメ プリンセスコネクト!Re:Dive ありがとう金崎貴臣監督 ありがとう制作スタッフ

アニメ プリンセスコネクト!Re:Dive

anime.priconne-redive.jp

はじめに

アニメ・プリンセスコネクト!Re:Dive(以下、アニメ・プリコネ)は2020年4月~6月にかけて放送されていたアニメ

原作ソシャゲの方のプリンセスコネクト!Re:Dive(以下、ソシャゲ・プリコネ)

この記事を読む人間に対しては多くを語る必要はないと思うけど、 萌え・シリアス・ギャグが揃ったパーフェクトなジャパニメイションです

因みに僕はアニメ視聴時にはソシャゲ・プリコネは未プレイ
※アニメ視聴後に感動のあまり放心状態でインストール

この記事ではキャラクターがかわいいよね!僕も大好きだ!...とかはさておき、金崎貴臣監督に感謝を捧げようと思う次第です

当然アニメは監督以外にも多くの方が関わって出来るものですが、今回の記事では監督に焦点を絞ります

金崎貴臣監督とは

Wikipediaを見れば早いんだけど、アニメ・プリコネ視聴前の僕の印象としては「このすば」と「東京レイヴンズ」、「これゾン」の監督

※名字の表記は「﨑」が正しいみたいだけど、最近は「崎」でクレジットされているということなので、そちらに合わせてます

金崎貴臣 - Wikipedia

東京レイヴンズのOPでのクレジット表記で名前を覚えた人は多いのでは?
因みに監督名クレジットは他演出同様に本人じゃなくて石浜真史さんらしい
この辺の経緯をよく知る人には金崎貴臣監督は謙虚と言われがちですな

演出もさることながら曲もかっこいいので知らない人は見てね
※アニメ本編も原作ラノベをよく作れているのでそちらも見てほしいけれど

www.youtube.com

話を戻して、氏はそもそも元々アニメーター・演出もやってきています
作画@Wikiもおさえておきたいです

金崎貴臣 - 作画@wiki - アットウィキ

ありがとう金崎貴臣監督

ソシャゲ原作アニメとしてのつくりの良さ

ソシャゲ原作アニメということもあり、ノルマ的に多くのキャラを出演させねばならなかったと思います

ことアニメ・プリコネではその(恐らく存在するであろう)ノルマに丁寧に応えつつ、メインのキャラクターと絡ませながら中身のある話をつくっていました
(少なくともソシャゲをプレイしていない僕が楽しめた程には!)

僕はヒロインてんこ盛りアニメの各キャラ紹介的1話を見ると胃もたれで脱落してしまうんだけど、アニメ・プリコネではそういうことがなくて大変胃に優しいです

上述の通り「東京レイヴンズ」だとか「このすば」のアニメ化を安心感のある良い仕上がりにした監督の手腕ではないかと、僕はそう思うところです

(追記:ソシャゲ・プリコネを進めてから)

ソシャゲをプレイしていてジワジワ感じましたが、アニメのアレンジは相当に大胆です。ソシャゲ本編では複数ギルドが絡み合いながら世界の謎に迫っていくような話。つまりメインはそもそも美食殿ですらないです。

美食殿のストーリー自体も存在はするのだけど、あくまでもサイドって感じ

(もしかしたらステークホルダーから「アニメで美食殿中心の話に!」ってオーダーは出ていたのはあり得るかも)

こういった前提の元、裁量をもってアニメのストーリーを素晴らしい形で構築したのは、やはり上述の通り監督の手腕ではないかと

この話は次の話↓にも関連します

アニオリの良さ

アニメ・プリコネで準レギュラーと化していた剣を盗むおじさんズ+その母ですが、なんと彼らは完全にアニオリ(後から知ってビックリ)

剣を盗むおじさん(CV福島潤)なんかは思いっきり「このすば」繋がりのカズマですやんかというところで、監督をよく知る視聴者は思わず笑ってしまったところでしょう

僕が監督を評価もとい感謝を捧げているのは彼らを出演させたところにあります

序盤におけるペコリーヌの器の大きさ・庶民への優しさというキャラ付もとい視聴者への説明は彼ら抜きには成立しなかったのでは?

次に話はかわって、ソシャゲ・プリコネの本質はアニメの牧歌的な雰囲気とは異なり結構シリアスです
その片鱗はアニメ最終2話では特にしっかり描かれていた通り

アニメ最終話ではそのシリアスをやりながらも、最終的には皆でワイワイ大団円!美食殿として元の生活に!って感じの締め方です

で、ここでもし彼らアニオリキャラがいなかったら?と考えると、
話としては大団円にはならず、もうちょっと静かな終わり方になっていたかな、と思うところです
あるいは原作キャラをふんだんに出演させていたら、ちょっと散らかった最終話になっちゃっていたかも

監督はアニメ・プリコネの1期としての着地点をよく考えたからこそ、こうして大胆なアニオリキャラを出せたんじゃないかなと思います

こうした派手なアレンジは往々にして反対意見が出たりするけど...... 僕は大好き
それに誰にでも(どの監督にでも)できるようなことではないはずです

牧歌的な雰囲気

上述した牧歌的な雰囲気、これは監督の「このすば」の監督経験が大いに生かされていた結果得られたものだと考えています

牧歌的と三文字で片付けてしまうと寂しいかな。アニメ・プリコネのそれはもう愛そのものと言えるようなものでした!

アニメ・プリコネのやさしい話からやさしいEDへと落ちていく心地よさ、これは本棚からとった本を一度読み終え、その後元あった場所に戻すような感覚に近いと個人的には感じました

何が言いたいかというと、安心できる日常感とか...そういうことです

おわりに

ありがとう金崎貴臣監督

数年ぶりにアニメのBDを買います(2期もよろしくお願いします)