【AWS】貧しい個人開発者がAWS Clinet VPNの料金を検討するメモ
が、僕は資本主義経済に搾取される惨めな立ち位置なので利用できるかどうかはお金にかかってくる
結論
貧乏人にはややつらい
だいぶ頑張って仕組みを作ればかなり安くいけそう(でも大変そう)
内容
ウッカリVPN入れたままネットサーフィンしたら通信量で死にそう...
と思いきやそうでもないみたい(2020/08/07時点)
AWS VPN(AWSサイト間でのVPN)には通信量による従量課金要素があるけど、
AWS Client VPNの方では時間単位の課金になっている
じゃあ使う時だけVPN接続して、そうじゃない時は切ればいいだけじゃん!
と思いきや...
AWS Client VPN 接続そのものへの時間単位の課金とは別に、 AWS Client VPN エンドポイントをアクティブにし続けている時間に対する課金も発生する
つまり、ホスト側(エンドポイント側)でVPN受入してますよ~という時間にお金がかかる
ということで、厳密に課金を避けるなら、クライアント側でVPN接続を開始終了するタイミングでエンドポイント側の設定もいじる感じになるはず
AWS側エンドポイントの起動停止 + VPN接続の開始/終了をひとまとめのスクリプトにでもしてしまえば良いようにも思うけど......大変......
※厳密にはVPNエンドポイントの起動停止というか、作成(サブネットへの紐付け)/削除って感じみたい
エンドポイントのみの料金参考
アジアパシフィック(東京)リージョン用の料金
(2020/08/07時点)
項目 | 料金 |
---|---|
AWS Client VPN エンドポイントアソシエーション | 0.15USD/時間 |
AWS Client VPN 接続 | 0.05USD/時間 |
ちなみにエンドポイントを1ヶ月ずっとアクティブにした場合は...
0.15USD * 24時間 * 30日 = 108USD ≒ 11,394円
会社だったら許せたかも(1人じゃなくて複数人つないだりするわけだしね)
参考
- https://aws.amazon.com/jp/vpn/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpn/latest/clientvpn-admin/what-is.html
- https://docs.aws.amazon.com/vpn/latest/clientvpn-admin/cvpn-working-endpoints.html
- https://blog.serverworks.co.jp/tech/2019/06/10/awsclientvpn/
- https://dev.classmethod.jp/articles/vpc-client-vpn/