インドカレーファンクラブ

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阿堵物とその運用について(いやいや資産運用)

はじめに

僕は金銭への執着が薄い 薄いというより、執着したくない。執着することは浅ましいことだと思っている

なんなら清貧に美徳を感じている
とはいえ、困らない程度にはお金がほしいのでここはガバガバなダブルスタンダードだし深く追わないことにする

僕の生まれは裕福で、いわゆる地方豪族みたいな家に生をうけている
なので正直お金に困ったことはあまりない

そんな家ではあったけれど父がお金に細かく極めてうるさい
「すぐ電気消せ!」とか「ポイントカードわすれた〜!!もったいないことした〜!!」とか事あるごとに騒いでいる
前者についての発言は人感センサーの電灯に対しても向けられており、この点で僕は父親のことをバカなんじゃないかと思っている
「いつか暗闇で転んで怪我したら電気つけるようになる」とは母の言だ

多分僕はその父の細かさ(みみっちさ、とはしないでおこう)が心底不快でお金や資産運用のことを考えるのが嫌いになったんだと思う(というのを今日思いついた)
ついでに金融商品とかそういうものを扱う人たちは消費者を騙そうとしている気がして、それも気に入らない

ところで僕の好きな言葉に「阿堵物」というものがある
晋の時代の王衍という人がお金のことが嫌いで名前も呼びたくなくて付けた別称のことだ

晋の王衍は、妻の郭氏の聚斂(税の取立て)の貪欲さを憎み、銭なるものを極端に嫌うようになった。
その必然の結果として、彼は「銭」と言う言葉を使うのも嫌悪して、それを言うに、「阿堵物」と言った。
以来 彼の口からは、未だ嘗て「銭」と言う言葉は出なくなった。
ある日のこと、妻の郭氏はその事をひとつ試してみようと、婢に命じて、夫の寝床の周辺に銭をばら撒かせておいた。
王衍は朝起きて、身の回りにばら撒かれた銭を目にした。
王衍は婢を呼び付けてから、散らかった銭を片付けさせようとして、婢に命じた、
「阿堵物を上げて去れ」と。(=阿堵物を拾い上げて持ち去れ。)
王衍の口からは、遂に「銭」なる言葉は出なかったのである。

中国通史で辿る名言・故事探訪 中国通史で辿る名言・故事探訪(阿堵物)

この故事を知った時には遥か遠く古代に生きた中国の友人のことを思わずにはいられなかった

本題のあらすじ

ここまでの話はまあどうでもよくて、例の細かい父親からiDeCoがどうのと説教された
iDeCoだの確定拠出年金(これはよくわからないままやってる)の必要性を理解してはいる

理解してはいるものの、僕に言わせると阿堵物ジャンルの話なので「いつかやろういつかやろう」で後回しにしていた
確定拠出年金はデフォの100%元本確保で放置)

ここで父親に10年遅れの反抗期を見せた上で「いつかやろう」の「いつか」を延長してもよかったのだが、あまり父親にバカだと思われると遺産相続で泣きをみそうなので仕方なく勉強することにした

最近教えてもらったこれでな!

hayatoito.github.io

よくできたデザインの金融系のページはどうにも胡散臭くて苦手だ
その点、この個人がつくったgithubioのページはどうだ!素晴らしい!
これだけで信用に足る!

ということでこの人が言っている資産運用を信用することにする

時価総額加重平均を採用したインデックスファンド

この人の言うには

コスト(信託報酬)の安い
時価総額加重平均を採用したインデックスファンド (S&P500、全米、全世界など)

を選べばいいそうだ

ということで数年ぶりに確定拠出年金のサイトにログインして運用商品を確認した
が、どれが時価総額加重平均を採用したインデックスファンドなのかわからない
カッコ書き部分の文字列で検索をかけても一つの商品もヒットしない

仕方なくインターネットに阿堵物のことを尋ねることにした

※今回の記事は当初ここから先の内容をまとめたくて書き始めたものだけど、 変に筆が乗って「はじめに」をつけたしたキメラ記事

時価総額加重平均??

時価総額加重平均型株価指数(じかそうがくかじゅうへいきんがたかぶかしすう)は株価指数の算出方式の一つ。組入銘柄の時価総額合計を、基準となる一時点での時価総額合計で除算して求めるものである。世界の多くの株価指数がこの方式を元に、浮動株の時価総額で計算した浮動株基準株価指数を採用している。
時価総額加重平均型株価指数 - Wikipedia

最初の文のこのSVCの表現がありがたい
時価総額加重平均型株価指数は「株価指数」の算出方法の一つだそうだ

じゃあは「株価指数」は他になにがあるんですか?

株価指数は、その国の株価の推移や株価水準を示す指数です。株式市場のあるところには必ずといっていいほど、株価指数が存在する上、主要な株式や新興市場の株式などを対象とした株価指数もあることから、その種類は膨大です。しかしながら、それらの株価指数も、大きく分けると「株価平均型株価指数」と「時価総額加重型株価指数」の2つの種類に分けることができるため、大まかな特徴を確認することができます。
Vol.04 『その株価指数、どっちのタイプ?』 | ETF 知って役立つ JoJoマーケット | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント

株価平均型株価指数というものもあるらしい
その内容・時価総額なんとかとの違いはいつか調べるとして放置し、

その情報に上記ページの内容をちょっと加えると

後述するが、今回選ぶことになった運用商品のベンチマークであるところの「MSCIコクサイ・インデックス」というやつが時価総額加重平均型株価指数の子要素として名を連ねる

https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html

インデックスファンド??

これは株価指数の話よりわかりやすかった

もう疲れてきたからさらっと書くと

  • 投資信託(ファンド)
    • パッシブ ≒ インデックスファンド(厳密に言うと≒じゃないのかもしれないが、無視)
    • アクティブ

これは運用商品の表の中にも書いてあるからわかりやすかった

結論(選んだ運用商品)

違ってたら悲しいけどこれを選んだ(全ツッパ)

DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金> 商品分類:外国株式 インデックス(先進国) 運用方法:パッシブ

「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」についてはちょくちょく読んで勉強し直そうと思う