インドカレーファンクラブ

パソコン、カメラ

Photoshop他 CONCRT140.dllが見つからない問題2020

ブチギレそうにございます...

Photoshopじゃなくても他のアプリケーションでもこのdllに依存しているものは起動に失敗してた

よくある解決方法

ググって出てくるやつ

Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015(Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ 2015) をインストールすればOK
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=48145

多分大抵はこれで解決する

僕は解決しなかった
インストールしようとすると以下のようなエラーに引っかかる

0x80080666 - 別のバージョンの製品が既にインストールされています。(略)

上でだめなとき

そもそもインストールされてるならCONCRT140.dllいるだろと思ったけど、C:\Windows\System32\concrt140.dll は確かに存在しない

コントロールパネルからプログラムを確認すると以下のような名称でインストールされていた

Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable (x64) - 14.23.27820
Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable (x86)- 14.23.27820

これを消して入れ直し、でもよかったのかも知れないけど、変な影響が出そうで怖かったのでx64の方で修復をした

それで C:\Windows\System32\concrt140.dll が生成された
そのあと一応再起動してPsも起動を確認
(僕の端末が64bitだからかわからないけど、x86の方はそのままでも良かった)

多分VS2019をインストールしていたからこのややこしいことになっていたのかも?

そういえば最近は**.dll missingとかerrorでググるとクソみたいなサイトが出てきてすごい迷惑する
exefiles. comとかexedb. comとか、はやく滅びて欲しい

この記事がそれらクソサイトと違って誰かの役に立つといいですね

対戦ありがとうございました

【2020】カレーづくり用ミキサーの比較・検討(Panasonic MK-K48Pシリーズを中心に)

結論

どっちかでいいかな

あらすじ

先日、水野仁輔先生の書籍に則ってセロリ、ニンニク、ショウガ、ニンジンをペースト状にするべく100均のプラの安いおろし金で擦ったらかなり疲れた

玉ねぎのみじん切りは自体は「ぶんぶんチョッパースーパー5 」でやっている)これについては一切不満がなく、僕も愛する商品だがペースト状にすることだけはできない

泣く泣くミキサーを買うことにする

実現したいこと

まず何をやりたいかが重要

  • なるべく安い
  • セロリ、ニンニク、ショウガ、ニンジンをペースト状にしたい
  • スムージーはどうでもいい(スムージーを作るには氷を砕ける必要がある)
  • カシューナッツをペースト状にしたい
  • できれば玉ねぎをみじん切りにしたい

最後がポイントでそこで選択肢が狭まる印象

できれば玉ねぎをみじん切りにしたい

ぶんぶんチョッパーには悪いが、より便利なものがあるならそっちを...

気をつけたいポイント

結構な製品がナッツはダメよみたいなことを言っている
でもまあカシューナッツなら硬くないしいけるだろう(わからん)

参考になるサイト

minami-indo.com

ツインバード KC-4859Rが良さそうだったけどみじん切りが出来なそうなのでやめた

比較した結果

似たような中華製品が多々あるが、愛国的観点から除外した

どちらも似たような感じだけどTESCOMの方が安い。が、TESCOM製品にはそもそも製品動画がない。使用感が全くわからない
TESCOMの担当者は大いに猛省して、ついでに松下幸之助の本を読むべきだ

そんな状態だと危なっかしくて買えないので今回はPanasonicのものを買う
ついでにこのシリーズは珍しく硬いナッツにも対応しているんですな

備考:
TESCOM TK213(あるいはTK2000) も考えたけど、こっちはみじん切りメインっぽくておろしが弱そうなのでやめた

Panasonic MK-K48Pシリーズ の比較

シリーズの比較表

比較表 | フードプロセッサー | Panasonic

利用者の目線が入った比較(すごい分かりやすい)

パナソニック MK-K48P,MK-K61,MK-K81の違いは?

お値段見合いでどっちかでいいかな

他参考動画(受入テスト)

ここの動画を見ればだいたいわかる

フードプロセッサーでできるコト | フードプロセッサー | Panasonic

みじん切りは最初にそこそこ細かく切る必要あるのがめんどくさいけど、まあ許す
(ぶんぶんチョッパーの場合はもっと粗くても無理がきく)

その他参考:

クックパッドマート徹底攻略Wiki

なにそれ?

cookpad-mart.com

概要

当然ながら企業がつくったLPを見るほうが早いし、分かりやすい

クックパッドマートは、精肉店鮮魚店、ベーカリーなど地域で有名な店や農家の「こだわり食材」をアプリから購入できる生鮮食品ネットスーパーです。

meta descriptionが非常に簡潔!

より詳しく説明すると、アプリ内で注文した商品が自分の家の近くに設定された受取場所(専用冷蔵庫が設置されている)に届けられ、それを自分の足で回収しにいく、といったサービス

注文時にクレカ決済、専用冷蔵庫がスマホQRコードの認証によって開くような仕組みですな

スマホからでしか商品検索できないのがちょっと寂しい

ビジネス的な話

ここまではLPを見ればいい話でここからがLPに書いていてない話

ビジネス的な話でいうと

エンドユーザへの直接配送ではなく受取場所がある程度固定

※場合によっては有料で自宅配送も可

  • 流通コストの削減
    多分これで配送料無料を実現している
  • 卸業者的が能動的に配送する必要はなくクックパッドマートの配送トラックを待ち受けるだけ(多分)
    ユーザに直接配送する手間を省きつつ販路拡大ができる

受取場所(専用冷蔵庫の設置場所)がたくさんある

  • エンドユーザはどこでも受け取れて嬉しい
    自宅配送にしないという話をポジティブに捉えると宅配ボックスに近い概念として考えられる
  • 受取場所は一般のお店とか駅であって、受取にきたユーザのついでの買い物を期待できる
    居酒屋、薬局、肉屋、カラオケ、コインランドリーなど...
    きっと営業が頑張って増やしているところなんでしょうね

なかなか良く出来てる気がする

業績がいい感じに出ないと配送有料になったり、最低注文料金が出てきたりしそう

競合はポケットマルシェあたりかな

ポケットマルシェ|産地から旬の野菜・果物・魚を農家・漁師直送で

ポケットマルシェは卸というか生産者寄りのサービスだと思う。だから1品が多い・大きい
クックパッドマートはあくまでも日々の買い物をするユーザ寄りで1品が小さく買いやすい

(競合と書いてみたけど全然違うわ)

使ってみた感想

僕は値段やスタンスの理由から、業務スーパー/肉のハナマサなど所謂その手のスーパー以外に一般スーパーで食品を買うのを忌避するタイプなんだけど、クックパッドマートなら卸から直接買えるというのが嬉しい

おすすめ商品

既に注文したもの・注文したいものを列挙(今後足したい)

刺身用かつおたたき(解凍)

  • 値段:\684円/柵
  • 産地:太平洋 静岡水揚げ
  • 川崎丸福(川崎北部市場 鮮魚仲卸)
  • 注文日:2020.07.18

いわゆるサク。長辺およそ28cmくらいで想像より大きい!
調理も簡単っていうか刺身用だから切るだけ
ほしいのは調味料だけ

ラーメン食べる値段でカツオがお腹いっぱい食べられる体験は感動的
二度と君をそこらのスーパーの鮮魚コーナーに寄せ付けない

いわし(丸魚/下処理なし/生食用)

  • 値段:\118円/匹
  • 産地:千葉県、石川県など
  • 川崎丸福(川崎市地方卸売市場南部市場)
  • 注文日:2020.07.18

近所の魚屋で魚を買うと魚を触った手でお釣りを渡される危険がある
だからクックパッドマートで買えると便利

近所の魚屋は早く電子決済を導入しろ

葉ニンニク

  • 値段:\390円/束
  • 産地:中国産 千葉県←どういうこと
  • 株式会社ウスイ(野菜仲卸)

麻婆豆腐erにはおなじみ葉ニンニク、所謂シャオミャオ

なかなか売っていないのでこうして取り回しやすい単位で気軽に手に入るのは僥倖

おまけ

クックパッドは僕の転職先候補でもあるので、こうやって記事を書いておけばいつか採用の時に役たつかもしれない!

プリコネチャンネルRe:Dive 第150回 金崎貴臣監督インタビューまとめ

なんと第150回では金崎監督がゲストということで折角なので文字起こししました。気になったところだけ。言うて対象が殆どになっちゃったけど......

https://hibiki-radio.jp/description/priconne_re/detail

プリンセスコネクト!Re:Dive チャンネル - YouTube

備考:

完全な文字起こしではないです
間投詞など冗長な表現は省いて丸めてます
(もしかしたら声優さんのコメントの発話者間違えてるかも...)

派手な改変は当然していないですが結構端折ったり細かな記述間違ったりしているところもあると思うので、オリジナルのものを聞いたほうがいいです。
参考程度に。

視聴者感想からの抜粋

最終話コッコロがペコリーヌを抱擁するシーンについて(08:15~)

伊藤美来(コッコロ役):

演じる時も、包容力のある感じというか、母性を感じるように意識したのは覚えています。

金崎監督:

最終話だけやたら間を取っていたんだよね。だから他の話数よりは演じるプランが変わっていたんじゃないかなと思いますね。

アニメのクオリティについて(09:14~)

プリコネーム「はるねぎさん」によるアニメ最終話感想: ここまでクオリティの高い作品に仕上げてくださった金崎監督を始め、 アニメに携わってくださった皆さんに感謝です。

金崎監督:

これは本当、僕よりも現場で動いてくれた若い制作の子達が一杯いるんですけど、その子達がいいものを作ろうという意識が高かったので、そのお陰だと思います。それが皆の心にも届いたんじゃないかなと思いますね。

最終話のED曲について(10:36~)

金崎監督:

ゲームやってくれてる人たちって、あの曲を何回も聞いてると思うんですよね。その人達が最終回でハッピーエンドなだけにコネクティングハッピー、いいところでかかるとやっぱり響くだろうなと思って、ずっと出さないように出さないようにと......。

これが毎週かかっちゃうと新鮮味がなくなっちゃうから最終話まで温めていました。

最終話キャルがペコリーヌを抱き返すシーンについて(12:25~)

※ここは視聴者感想までスゴく好きなので多めに字起こし!

プリコネーム「三つ子のTさん」によるアニメ最終話感想:

アニメ・プリコネ13話みました。アニメではペコリーヌが嬉しいことや楽しいことがあった時に、キャルちゃんやコッコロに抱きつくことが多く、キャルちゃんはその過剰なスキンシップに対し「抱きつくなー!」と大声を上げることもよくありましたよね。
しかし、ペコリーヌが抱きつく理由、それは皆に忘れられたくない、という願い。 戦いを終え街に帰還した際、いつものように抱きつくペコリーヌに対して、 これまで抱きつきを拒否してきたキャルちゃんがペコリーヌをそっと抱き返すシーンはすごくすごく感動しました。

立花理香(キャル役):

そうなんです!そこからのコネクティングハッピーですよ。は~そりゃハッピーですわ。

M・A・O(ペコリーヌ役):

(曲が入ってて)流れているところからのぎゅーですよ、堪らない!

立花理香(キャル役):

そこで抱き返す時のキャルの表情がなんとも言えないの!

金崎監督:

あそこが難しかったところでもあるんだけど、皆早く笑顔を見せたいと思ってキャルちゃんをすごく笑顔にしちゃうんです。 でも、キャルちゃんって素直じゃないキャラクターだと思ったんで、 とにかく最大のキャルのデレは手だけ。抱きしめるところを最大のデレにしてあげたっかたんで、だからそれまでのずっと表情はずっと笑顔じゃなくて複雑な心境で統一してて。 それがあったから最後肩を抱き返すところが生きるんじゃないかなと思って作ってありますね。

伊藤美来(コッコロ役):

表情以外でも気持ちを伝えてくれることが多くて、堪らなくて、髪の毛とか!

アニメに出演した原作ギルドについて(14:47~)

(「何よりもまだ見られていないキャラやギルドがたくさんいます!ぜひ続編の制作をよろしくお願いします!」という視聴者感想に対し)

M・A・O(ペコリーヌ役):

まあでもそもそもゲームでたくさんのプリンセスがいるなかで、結構たくさん人数出てきたイメージはありますけどね。

金崎監督:

頑張った、けどね、話数が足りなかったね......。

立花理香(キャル役):

誰をどう出すかって結構悩みそうじゃないですか?あれだけ人数いたら?

金崎監督:

めちゃめちゃ悩んだ。ただやっぱり一番大切にしたかったのは美食殿を軸にしたストーリーにしたかったので、美食殿が生活・冒険する中で自然に出会える人たちというのは決め込んでるんですよね。 だから、そのギルドを出したいからといって強引に出しすぎると美食殿の物語じゃなくなっちゃうので、そういう流れで自然に見えているといいなと思って作っています。

アニメで伝えたかったことについて(16:25~)

プリコネーム「イクス(いくす?)さん」によるアニメ最終話感想:

始めはギャグ展開から始まったアニメでしたが、美食殿の結成と日々の活動、 ユウキくんの成長とプリンセスたちとの出会い、 世界に隠された謎への挑戦、そして日々を過ごす中で生まれる人の絆の愛おしさなど プリコネの大事な要素が全部盛り込まれていて最後まで見て幸せになれたアニメでした。 食べること働くこと愛すること何気ないようで大切なことが溢れていて、アニメが終わっても プリコネの皆とともに歩いていく日々がこれからもっと大好きになりそうです。

金崎監督:

実はアニメで伝えたかったことってイクスさんが言ってくれた、 この食べること働くこと愛することっていう、何気ない日常を美食殿を通して、見てる人も同じ気持ちになってもらいたいなぁと思って作ってあるんで、届いてよかったなぁっていう感じですね。

あの子達がずっとああいう日々を過ごしてくれるといいな、って思える感じが、アニメでやりたかったことだったので、 3話で「始めましょうここから」ってペコリーヌさんがラストカットで言うんですけど、もうあそこの段階で最終回の展開をやれるといいなということを考えていました。

監督へのインタビューパート

シナリオを作る過程での美食殿それぞれのポイントについて(20:47~)

コッコロ

金崎監督:

コッコロさんってキャラはすごくわかりやすかったんですよ。一途だし。 で、アニメにする時に大切にしてあげたいなと思ったのが、コッコロってしっかりしてるんだけど年齢とのギャップがあるじゃないですか。一番年下だけどしっかり者みたいな。アニメってやっぱり動きがつくので、ドラマの中で、歳相応のリアクションというか、そこを表現するとコッコロさんのパーソナルが、骨格が見えてくるんじゃないかなと思って、そこをコッコロさんは膨らませていったイメージですね。

※ その他表情の話もあったんですが割愛

キャル

金崎監督:

キャルさんはアフレコの時すごい大変だろうなと思ったんですよ。めっちゃツッコミを。周りがボケとボケにボケを重ねていくから、 それを全部拾っていくポジションなんで。
アフレコやっててキャルさん大変だなと思ったのは「ただいまー!」とか「寝るー!」あと「虫ー!」って、 最初のギルドハウスを掃除する4話のアバンのときとかは「寝るー!」ってテイクをもらうだけで、6, 7回くらい録り直して(笑)

立花理香(キャル役):

結構、あそこやり直しましたね(笑)

金崎監督:

多分ね、立花さんも何が正解かもう分かんないって(笑) めっちゃやってもらったよね

立花理香(キャル役):

色々あったけどでも一応元気だけど目は瞳孔開いてるわね。っていう絶妙な

金崎監督:

キャルさんは性格は原作のシチュエーションから考えてもすごい分かりやすい子なんですよね。シナリオ作る上でもすごいブレがないというか、シナリオの書き手としてはすごく掴みやすいキャラでしたね。
単純にアニメの音響監督としては、立花さんに「無理をさせちまったな...」みたいな(笑)

ペコリーヌ

金崎監督:

ペコさんのキャラクターを掴むのが一番苦労して、ゲームをプレイしていてペコリーヌさんの思考がほぼわからなかったんです。この人は美味しいものがあれば常に元気っていうのはわかるんだけど、それだけだとキャラクターとして血が通ってこないと言うか、この人はなぜ故ににこうなってしまったのだろうというところから考えていって。

実はテレビの最終回の12話13話、ああいう形で一応放送したんですけど、あれとは全く違う話を、実はもう9割型完成するくらいまでシナリオ作って。
今回もう音響制作の人にもこれでいきますよというシナリオ投げてたんですけど、自分の中で書いてて、今回とにかく気をつけていたのがキャラクターに嘘っぽいセリフを吐かせたくないと言うか、そのキャラクターはこういう心情だからこういう言葉を発しますよ、っていうのを丁寧に拾って行きたかったんで。
シナリオ書いていても自分の中で、なんか違うなというのがずっと引っかかってて、ぶっちゃけここを作り直しますというのは大人としてダメだなと思ったりもしたんだけど、多分そのままいっても誰も幸せにならないし、ペコリーヌさんも幸せになれないなと思ったので「すいません!もう一回書き直します!」っていってバーンみたいな!(笑)燃やせ燃やせこんなもの~!って(笑)

で、もう一回書き直してやっていって。
やっぱりペコリーヌさんがああいうふうになる土台っていうか、ゲームで描かれていなかった部分を明確にしてあげることで、なんでペコリーヌさんはあんなに一生懸命、人のために頑張るのかとか、それはやっぱり王の資質というか、護る人がいるからこそ頑張るみたいな人となりをしっかり描いてあげることでペコリーヌが見えてくるかなーって。

そういう意味で、イカッチ、チャーリーさん、マスター、ヤスコさん、トメさんみたいなああいう街の人たちって、必要だったのはペコリーヌが護るべき人たちの顔が見えないと。顔が見えない人を護るっていっても見てる人には伝わらないと思うんですよね。
護るべき人たちもペコリーヌのことを愛してるし慕うし、その良い関係っていうんですかね。それこそ美食殿も絆だし、ペコリーヌとランドソルの人たちとも絆を持ってて。
元々プリンセスコネクト!Re:Diveっていうタイトルって、絆を大切にしてるじゃないですか。だからああいう部分がそこに集約していくのかなと思いながら最終的にああいう形の最終回になった感じですね。

音響監督としてキャストそれぞれで注力した点について(29:30~)

コッコロ

金崎監督:

一番は作品の空気感。特にコッコロさんとかはゲームと全然間が違ったと思うんですよね。ゲームはもっとゆっくりなんですよ喋り方が。テレビアニメって21分の中に全部収めなきゃいけないんですけど、コッコロさんのあの間でやっていくと番組の半分くらいで終わってしまうなという感じになるんで(笑)
なんでペコリーヌさんとかキャルさんを基準のセリフの間だと考えると、キャルさんが若干速いんです。ペコリーヌさんがスタンダードだと考えるとそこから1.5倍ゆっくりとかぐらいにしてちょっとだけ時間をとるように作っているんですけどその中でやってもらって。最初だからすごくやりにくかったと思うんですよね。

伊藤美来(コッコロ役):

いやでも監督に一番最初声かけて頂いて、ゲームではこれくらいゆっくりの感じだけど、アニメの方ではちょっとテンポよくと言うか会話にしたいのでということで声を掛けていただいて、よし頑張るぞってなりました(笑)

金崎監督:

その短くなった間でも伊藤さんのコッコロさんのほんわかオーラみたいなものをしっかり出して頂いていたので「あ、ラッキー、いいぞいいぞ」と思っていました(笑)

キャル

金崎監督:

キャルさんはとにかくセリフの量とあとテンション。多分テンションの上げ下げでいうと一番大変だったと思います。すごい勢いでツッコんでたと思ったら次の瞬間真面目に落ち込んでたりするんで(笑)

ペコリーヌ

金崎監督:

ペコリーヌさんは4話の木を切るところから来た来たと思ってました。「ふんす!ふんぬー!」って(笑)
あれはほんと最初どうくるかなーって思ってたんだけども予想の斜め上すぎて。やべ大好物きちゃったって思ってました(笑)
今度6話のキャンプの時にずいずいずっころばし歌ってもらったじゃないですか。あれもアフレコ台本には曲名書いてなかったんですよね。酔っ払って鼻歌ーみたいな感じのくらいに書いてて。でアフレコの時には童謡みたいな歌ってもらっていいすかという感じで言ったら、あんなノリノリのずいずいずっころばしが来て面白すぎると思って。あの時の阿部さんも振り切ってて面白かった。

その他(アフレコブースの温度感)

(上記の文脈の話から引き続いて)

金崎監督:

プリンセスコネクトのアフレコ現場で大切にしてたのは、アフレコブースの温度感みたいなものをフィルムまで、放送のところまで持って行きたかったんですよね。
なのでプリンセスコネクトってほんとにメインキャスト以外の人達も僕が今まで仕事してきた中でとても引き出しのある方たちに参加してもらってて。

(中略)

ああいう引き出しをたくさん持っている人達と一緒にやると「ここまでやっていいんだ」というものがメインキャストの人達にも伝わったと思うし、「逆にこれくらい振り抜いちゃっていいんだ」みたいな感じの温度感が伝わればいいなと思ってキャスティング色々考えていたんですけども、皆さんベストな演技を引き出してくれたかなと思って、すごくやってて楽しかったですね。

最初の本番録る前に皆でテストやるじゃないですか。実はあれが一番好きなんです。テストの時が皆ある意味肩の力が少しリラックスしてる部分があるじゃないですか。あの時にふっと出る、生な芝居というんですかね、自然体な感じを極力放送まで持っていきたいなって思っていて。テストの時から実はじーっと聴いてて、「あ、めっちゃいいのある」と思ったら、ミキサーの山口さんに「すいませんあそこの部分だけ引っ張ってこれませんかね」みたいなずるいやり方してたりとか。
セリフを投げて返してみたいなリズムがアニメだと固定されてるから、モニタ見ながらそれをやっちゃうとどうしても固くなってしまう瞬間ってあると思うんです。 でもテストの時って意外とそれが柔らかい瞬間があって、そういうのが出ると、より血の通ったキャラになるかなという、自分の感覚ですけど、があって。割と多用しますね。 たまに面白すぎて皆が笑っちゃって。笑っちゃった!笑い声入った!って思って山口さんに「消せるかなー」って「いや無理です!」「ですよねー!」って。(笑)
そういう柔らかい現場だからこそあの空気感が出るのかなと思うので、良いのかなと思いますね。

音響やBGMについて

金崎監督:

BGMに関して言うと、ゲームをプレイしながら声を聴いていた時にも感じたんですけど、やっぱりゲームをやっていて曲めちゃくちゃいいなぁおいって。 でCygamesさんにゲームの曲を全部今あるものを聴かしてくれって言ったら、びっくりするくらいの量がきて、何ギガあるんだ。すげえ量だ!でも聴かなきゃって(笑)
全部聴いたらどの曲もすごくよく出来てて、曲の段階でドラマが完成しているんですよね。「これはアニメでももしよろしければ使わせていただいても?」って話をしたら、すごい協力的なご意見で「どんどん使ってください」と言って頂けたので。 なのでアニメでは新規発注曲自体は30曲ないくらいじゃなかったかなと思いますね。
メインに据えてるのはゲームのときの音楽の日常パートであるとか、最終回のコネクティングハッピーのちょっと編曲したやつとか色々あるんですけど、そこらへんは元々あるものを使っているんで。まあやっぱりロストプリンセスとコネクティングハッピーの曲の強さ。この曲強いわ~って(笑)
曲に説得力がありますよね。聴いてると。この曲聞くとスイッチ入るなーみたいな感じもあるから。

アニメって映像とシナリオとあと音楽、ここらへんの3つの総合的なものが、視聴者の人に響くか響かないかを構成するデカイ要素なので、プリンセスコネクトっていうのはそこの部分でゲームで培われた世界観が長いことあったからこそパワーがあるんだと思うんですよね。だからそこらへんは作ってて助かったしやりがいもあったかな、みたいな感じですね。

最後に(43:19~)

金崎監督:

本当、楽しんで頂けた人たちに伝えたいのは、アニメってすごいたくさんの人が関わって、声を当ててくれる人がいて、絵を描く人がいて、音楽作ってくれる人がいて、またその色んな素材をまとめてそれを動かしてくれる製作の人がいて、っていう皆が集まってできる総合芸術なので、少しでもね、心に響くものになったとするんであれば、ほんと皆が頑張った結果かなと思うので、皆が楽しくてちょっとほっこりしてもらえたんだったら、作ってよかったかなぁと思います

所感(蛇足)

非常に興味深いインタビューでした。

視聴者感想も皆「わかってんねぇ!」という感じで嬉しかった。僕もお便り出せばよかったな。

あと、

  • アニメで伝えたかったことについて
  • シナリオを作る過程での美食殿それぞれのポイントについて(ペコリーヌ)

このあたりが特に自分がアニメを見て考え、想像していた内容と一致していてそれも嬉しかったです。
それを正しく視聴者に届けられたアニメの質が真によかったということでしょうね。(ありがとうアニメ・プリコネ)

あと特にここ!ここはラジオを聴いていてちょっと泣いちゃいました。

ペコリーヌが護るべき人たちの顔が見えないと。顔が見えない人を護るっていっても見てる人には伝わらないと思うんですよね。

アフレコブースの雰囲気の話も聞くに、きっといい制作環境だったんだろうなと。
元々想定されていた最終話の話含め、こういった現場の他の話もBD特典などで聞けたらいいなと思います。

www.youtube.com

ありがとうアニメ プリンセスコネクト!Re:Dive ありがとう金崎貴臣監督 ありがとう制作スタッフ

アニメ プリンセスコネクト!Re:Dive

anime.priconne-redive.jp

はじめに

アニメ・プリンセスコネクト!Re:Dive(以下、アニメ・プリコネ)は2020年4月~6月にかけて放送されていたアニメ

原作ソシャゲの方のプリンセスコネクト!Re:Dive(以下、ソシャゲ・プリコネ)

この記事を読む人間に対しては多くを語る必要はないと思うけど、 萌え・シリアス・ギャグが揃ったパーフェクトなジャパニメイションです

因みに僕はアニメ視聴時にはソシャゲ・プリコネは未プレイ
※アニメ視聴後に感動のあまり放心状態でインストール

この記事ではキャラクターがかわいいよね!僕も大好きだ!...とかはさておき、金崎貴臣監督に感謝を捧げようと思う次第です

当然アニメは監督以外にも多くの方が関わって出来るものですが、今回の記事では監督に焦点を絞ります

金崎貴臣監督とは

Wikipediaを見れば早いんだけど、アニメ・プリコネ視聴前の僕の印象としては「このすば」と「東京レイヴンズ」、「これゾン」の監督

※名字の表記は「﨑」が正しいみたいだけど、最近は「崎」でクレジットされているということなので、そちらに合わせてます

金崎貴臣 - Wikipedia

東京レイヴンズのOPでのクレジット表記で名前を覚えた人は多いのでは?
因みに監督名クレジットは他演出同様に本人じゃなくて石浜真史さんらしい
この辺の経緯をよく知る人には金崎貴臣監督は謙虚と言われがちですな

演出もさることながら曲もかっこいいので知らない人は見てね
※アニメ本編も原作ラノベをよく作れているのでそちらも見てほしいけれど

www.youtube.com

話を戻して、氏はそもそも元々アニメーター・演出もやってきています
作画@Wikiもおさえておきたいです

金崎貴臣 - 作画@wiki - アットウィキ

ありがとう金崎貴臣監督

ソシャゲ原作アニメとしてのつくりの良さ

ソシャゲ原作アニメということもあり、ノルマ的に多くのキャラを出演させねばならなかったと思います

ことアニメ・プリコネではその(恐らく存在するであろう)ノルマに丁寧に応えつつ、メインのキャラクターと絡ませながら中身のある話をつくっていました
(少なくともソシャゲをプレイしていない僕が楽しめた程には!)

僕はヒロインてんこ盛りアニメの各キャラ紹介的1話を見ると胃もたれで脱落してしまうんだけど、アニメ・プリコネではそういうことがなくて大変胃に優しいです

上述の通り「東京レイヴンズ」だとか「このすば」のアニメ化を安心感のある良い仕上がりにした監督の手腕ではないかと、僕はそう思うところです

(追記:ソシャゲ・プリコネを進めてから)

ソシャゲをプレイしていてジワジワ感じましたが、アニメのアレンジは相当に大胆です。ソシャゲ本編では複数ギルドが絡み合いながら世界の謎に迫っていくような話。つまりメインはそもそも美食殿ですらないです。

美食殿のストーリー自体も存在はするのだけど、あくまでもサイドって感じ

(もしかしたらステークホルダーから「アニメで美食殿中心の話に!」ってオーダーは出ていたのはあり得るかも)

こういった前提の元、裁量をもってアニメのストーリーを素晴らしい形で構築したのは、やはり上述の通り監督の手腕ではないかと

この話は次の話↓にも関連します

アニオリの良さ

アニメ・プリコネで準レギュラーと化していた剣を盗むおじさんズ+その母ですが、なんと彼らは完全にアニオリ(後から知ってビックリ)

剣を盗むおじさん(CV福島潤)なんかは思いっきり「このすば」繋がりのカズマですやんかというところで、監督をよく知る視聴者は思わず笑ってしまったところでしょう

僕が監督を評価もとい感謝を捧げているのは彼らを出演させたところにあります

序盤におけるペコリーヌの器の大きさ・庶民への優しさというキャラ付もとい視聴者への説明は彼ら抜きには成立しなかったのでは?

次に話はかわって、ソシャゲ・プリコネの本質はアニメの牧歌的な雰囲気とは異なり結構シリアスです
その片鱗はアニメ最終2話では特にしっかり描かれていた通り

アニメ最終話ではそのシリアスをやりながらも、最終的には皆でワイワイ大団円!美食殿として元の生活に!って感じの締め方です

で、ここでもし彼らアニオリキャラがいなかったら?と考えると、
話としては大団円にはならず、もうちょっと静かな終わり方になっていたかな、と思うところです
あるいは原作キャラをふんだんに出演させていたら、ちょっと散らかった最終話になっちゃっていたかも

監督はアニメ・プリコネの1期としての着地点をよく考えたからこそ、こうして大胆なアニオリキャラを出せたんじゃないかなと思います

こうした派手なアレンジは往々にして反対意見が出たりするけど...... 僕は大好き
それに誰にでも(どの監督にでも)できるようなことではないはずです

牧歌的な雰囲気

上述した牧歌的な雰囲気、これは監督の「このすば」の監督経験が大いに生かされていた結果得られたものだと考えています

牧歌的と三文字で片付けてしまうと寂しいかな。アニメ・プリコネのそれはもう愛そのものと言えるようなものでした!

アニメ・プリコネのやさしい話からやさしいEDへと落ちていく心地よさ、これは本棚からとった本を一度読み終え、その後元あった場所に戻すような感覚に近いと個人的には感じました

何が言いたいかというと、安心できる日常感とか...そういうことです

おわりに

ありがとう金崎貴臣監督

数年ぶりにアニメのBDを買います(2期もよろしくお願いします)

カレーレシピレビュー 02

www.youtube.com

背景

神泉・松濤あたりにあるカレー屋、カリカリスパイスの店主の掲載しているレシピ

この店は元々代官山のサリーヒルズで間借りカレー(カリーヒルズ)として営業しており、その頃からのファンだった

近頃(執筆時2020年7月12日)、いつの間にかYoutubeのチャンネルがとレシピ動画ができていたので作ってみることに

レシピについて

玉ねぎを炒めなくていいからかスゴく簡単!その上時間も大して掛からない。30分くらいかな

簡単さについてもう少し細かく...

  • テンパリング工程がない
  • 玉ねぎを長時間炒めなくていい
  • カレー粉というかスパイスを入れるタイミングで焦げにくい

今回倍量で作ったので材料について紹介

材料 備考
ココナッツミルク 2/3缶(270ml)
ぶなしめじ 1パック
サバ缶 2缶 水煮のやつ
大さじ1.5くらい
カレー粉 大さじ2.5くらい ※別途記載
チリホール 2本
ひとつまみ そんなに入れなくてもサバの旨味で味はしっかりするハズ
おろし生姜 - 代わりにミックスを使用
おろしニンニク - 代わりにミックスを使用
S&B みじん切りねぎ・しょうが・にんにくミックス おおさじ1.5くらい
200ml 様子を見ながら足していったほうがいい
ナンプラー - 使わなかった
砂糖 - 使わなかった

レシピ中のカレー粉は今回パウダースパイスから作った
以下の内容のものをそのまま利用

オリジナルカレー粉を作ろう|カレー|S&B エスビー食品株式会社

一応引用

材料 備考
クミン 小1/2
カルダモン 小1/3
シナモン 小1/2 端折った
クローブ 小1/4 端折った
ローレル 小1/4 端折った
オールスパイス 小1/4
コリアンダー 小1/2
ガーリック 小1
ターメリック 大1(小さじ3)
チリーペッパー 小1/4
ジンジャー 小1/2 端折った
ブラックペッパー 小1/2

僕は趣味としてのカレーだから基本的には材料の値段は気にしないけど、
今回は珍しいものを使ったのでそれらについてのみ調べてみた

4皿分でこれなので案外安いと思う

継続的なカレー作り、CCC (Continuous Curry Cooking) の観点から見ても申し分ないと言えよう

所感(個人差あり)

まず美味しい。手間が掛からない上にかなり美味しい。多分個人の技量にもほぼ左右されないと思う
美味しい割にレトルト・カレールーで見ない味なのでパフォーマンスはかなり良い
文句なしに人にオススメできる味に仕上がった。サバが美味しいし、ぶなしめじがなんだか健康的っぽい

最初フライパンにひいた油の割に油分が多いように感じたけど、多分ココナッツミルクとサバ缶かな

カレーにおけるココナッツミルクの意義についてもう少し勉強したほうが良さそう
単に甘さとして入れてるんじゃなくてもっと理由がある?

ナンプラー+ココナッツミルクというあたりレシピの系統としてはグリーンカレーというかタイカレーにあると思うのでそこらへんからのアプローチが必要か

【Rails】中間テーブルに対してhas_one, has_manyする時のModel

中間テーブルの意義をより理解するため、僕が考えたことを追って書く

User1人に対して1つLanguageを設定する。みたいなことを考える

短絡的に考えるとこういうテーブルになると思うんだけど

User

  • name
  • language_id

Language

  • name

こんな感じにデータをいれたい

User

id name language_id
1 カミーユ 3
2 クワトロ 1
3 アムロ 2

Language

id name
1 Java
2 JavaScript
3 Python

この状態だとModelはこうなる

class User < ApplicationRecord
  # has_oneではない!
  belongs_to :language
end

class Language < ApplicationRecord
end

気持ち的にはUserが has_one :language したいんだけど実際は belongs_to
どうもおかしく感じる

どうすればいいのかTwitterで相談したら中間テーブルを設けるのが良さそうとのこと
確かに!(ここでタイトル回収)

テーブルはこうなる

User

id name
1 カミーユ
2 クワトロ
3 アムロ

UserLanguage

id user_id language_id
1 1 3
2 2 1
3 3 2

Language

id name
1 Java
2 JavaScript
3 Python

データの例

Model

class User < ApplicationRecord
    has_one :user_language
    has_one :language, through: :user_language
end

class UserLanguage < ApplicationRecord
    belongs_to :user
    belongs_to :language
end

class Language < ApplicationRecord
    has_many :user_language
end
rails g model user name:string
rails g model user_language user:belongs_to language:belongs_to
rails g model language name:string
u = User.new(name: 'カミーユ')
u.save!
l = Language.new(name: 'Java')
l.save!
ul = UserLanguage.new(user: u, language: l)
ul.save!

User.first.language.name # 'Java'

参考:https://railsguides.jp/association_basics.html#has-one-through%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BB%98%E3%81%91

ついでにUser1人に対して複数Languageを設定する。という話になったらこうなる

User

id name
1 カミーユ
2 クワトロ
3 アムロ

UserLanguage

id user_id language_id
1 1 1
2 1 2
3 1 3
4 2 1
5 2 3
6 3 2

Language

id name
1 Java
2 JavaScript
3 Python

データの例

Model

class User < ApplicationRecord
    has_many :user_languages
    has_many :languages, through: :user_language
end

class UserLanguage < ApplicationRecord
    belongs_to :user
    belongs_to :language
end

class Language < ApplicationRecord
    has_many :user_language
end
rails g model user name:string
rails g model user_language user:belongs_to language:belongs_to
rails g model language name:string
u = User.new(name: 'カミーユ')
u.save!
l = Language.new(name: 'Java')
l.save!
l2 = Language.new(name: 'JavaScript')
l2.save!
l3 = Language.new(name: 'Python')
l3.save!

ul = UserLanguage.new(user: u, language: l)
ul.save!
ul2 = UserLanguage.new(user: u, language: l2)
ul2.save!
ul3 = UserLanguage.new(user: u, language: l3)
ul3.save!

User.first.languages.map{|l| l.name} # [ Java, JavaScript, Python]

dependentとか設定していくといいんでしょうが端折り(別の機会に...)